簡単ダイエット
 
 これは大成功だった方法です。ただひたすら食べ物を噛んで噛んで噛みまくるのです。一口最低30回。30回噛むまでは固形物は飲み込んではダメ。こうすると自然と食べる量がぐんと減ります。咀嚼によってエネルギー消費もおこります。今までガバガバ食べていたのが恐ろしくなりますよ。
 そんな30回も噛んでられないという場合は、玄米がゆ法。主食を普通のお米の炊き方をせず、繊維質と栄養豊富な玄米にし、圧力釜がなくても厚手のステンレス鍋でたっぷりの水でグラグラと煮立て、一旦火を止めます。そのまま冷やすと、少し芯が残る程度まで柔らかくなります。時間があれば(焦げやすいので、混ぜないといけません)水を足してもう1、2度煮立てます。食べる時は1回分をどんぶりにとり、お湯を加えてチンで熱して食べます。これも単位時間内に口に入れる分量を機械的に減らすことができます。茶腹も一時で満腹感も十分得られます。すぐお腹が減りますが、こうやって少しずつ回数を分けて食べる方が糖尿病にもいいことですし。但し、回数が増えた結果、一日の分量も増えたのでは意味ありませんから。それからあまり熱いまま食べるのは口腔ガン・食道ガンなどの危険因子になりますから適温に冷えるまで待ちましょう。念のため。 
 
 ※今、使っているお鍋は、私の記憶が正しければ40年くらい前からうちにある「スロークッカー」という陶器の電熱鍋。押入にあったのを見つけ出して使ってみたらとっても重宝でした。水の量によって普通の硬さから柔らかめまで思いのまま、しかも水をたっぷり入れても噴きこぼれないのがフシギです。ネット検索したら、今でもほとんど同じデザイン(ドイツのメーカーなどではよくあることですが、デザインを変えないということは、思想のある優れたデザインである、ということです)、同じ名前で売られているのに感激。旧製品は通電部と一体なので丸洗い不可なのですが、今の製品は陶器の内釜を取り外して丸洗いできるとのことです。メーカーHPはこちら。
 
 おかずに小松菜やカブラの漬け物を自分で作って(買うと高い)、たんと食べれば、お通じもとってもグーですよ。微生物パワーも動員しましょう。
 
 肝心な一言を言い忘れていました。何を食べても太らない人に比べ、食べたいものもろくに食べずに努力しても太ってしまう自分を惨めだと思っていませんか。空腹との戦いに毎日負けいくさを続けている自分に自己嫌悪を感じたりしていませんか。そういうマイナスの気持ちを持ち続けることがストレスとなって心にのしかかり、ストレスゆえに食べ物に走ってしまうという悪循環にはまりこんでしまいます。病的肥満は別として、すぐ太る身体、つまり同量のエネルギー摂取で、より多くを蓄えることが出来る身体とは車で言えば超低燃費だということ、これは生物として最大の利点です。脂肪はいざという時の非常食。痩せてる方が美しいなどということはたまたま今の時代の流行に過ぎません。これからまさに地質学的動乱の時代が来るという今、生物学的優位にあることを大いに評価しましょう。うらやましいと思っていた「やせの大食い」は、基礎代謝過剰の災害弱者です。「食べたいものも食べられない悲しいさだめ」と思わず、「他の人の半分のエネルギーで生き抜くことができるのだ」と前向きに考えましょう。目の前のことに限っても、この不況の時代、食べることに費やす時間とお金、それが他の人より少なくてすむのです。その分好きなことを楽しむゆとりが持てるというものです。優越感に浸りながらゆっくり噛んでお召し上がり下さい。
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