髪にボリュームを
そのうちにカツラがいるのでは、と不安な方へ
自分で作る育毛剤です
☆最新情報猫の足のケガの痕の禿げにも効きました。写真はこちら
☆後日談、ページの最後に追加しました。
まず材料の採取から
卵を割ったら毎回根気よく殻の下の薄皮をはぎとり、容器にためます。通風のいいところに置けば自然に乾燥してカラカラになります。腐敗することはまずありませんが、梅雨時はカビに要注意です。
|
|
 |
 |
こういう風に簡単に剥けるものあります。
ラッキー!
|
通風のいいカゴなどに入れてためていきます。
次から次へと上へ重ねても大丈夫です。私の経験では水で洗っても洗わなくても、また少々殻がくっついていてもどうってことありませんでした。 |
|
|
|
|
ぎゅっと握ってちょうど卵くらいの大きさの分量になったら(アバウト、アバウト)ガラス瓶(300〜500ml)に入れ、そこに焼酎を満たします。
皮の分量を増やすと効き目もUPします。どうせ捨てるものだったのですからケチらずに豪快に入れましょう。
|

焼酎はブランドものでも一番安いものでも構いません。でも、高いもののほうが
使用感がマイルドな割に効き目が顕著だったような気がします。
甲種か乙種か、というと私はずっと乙種を使っています。根拠は別になく、たまたまです。
焼酎でなく清酒ならもっとマイルドかも、と思ってやってみましたが、失敗。
ベタベタしてえらい目に遭いました。似て非なるもの也。 |
|
一週間ほど待つ
卵の皮から有効成分が溶け出るのを待って使用します。
待ちきれない場合は皮の量を増やすと(使用する瓶の半分位まで入れる、というアバウトなアドバイスしかできませんが)、次の日くらいから使い始めても効果が出ました。この場合、卵の薄皮は取り出さないで使います。時々瓶を振ってやるといいでしょう。
卵の皮が溶けてしまう訳ではなく、肉眼で見える変化は特にありません。さらに時間が経てば、スポーツドリンクのような心もち乳白色になってきますが問題ありません。
夏場はできれば冷蔵庫にいれて早めに使い切った方が無難でしょう。
さて、できあがったこの「卵皮焼酎」、何かいい名前はないものでしょうか。とりあえず「たまちゅー」とでも呼んでおきます。
塗り方
スポイドなどの先の細い容器で地肌に直接塗ります。一ヶ所につき3回でも4回でも繰り返し塗り込んで下さい。髪の毛につくと伝って流れ落ち、もったいないばかりでなく、主観的ですが、白髪染めなどの効果が早くなくなる感じです。
注意:流れて目に入ると痛いです!!
早ければ数日で、生え際に小さい産毛が生える、髪の毛にコシができるなどの効果が。
額の生え際での効果が特に顕著です。男女ともに効果確認済みです。
私の場合は、額の生え際にマジックで横一文字に線を引いたように黒々とした産毛がびっしり生えてきて、家族もびっくりでした。
実はこれは他のホームページ等でも紹介されている育毛水のアレンジ、というか、卵以外の材料を除いたものです。最初、レシピ通りの色々な材料(昆布、ショウガなど)を入れた物を作ったのですが、それを使うとあろうことか反対に抜け毛が増えたのです。(たぶん私の作り方のアバウトさが悪かったのでしょう。他の大勢の方には効果があるそうですから)
生まれつき薄毛だったのですが、最近では人から「髪が多いですね」と言われることもあり自分でもオドロキです。
ついでながら、洗髪の時、当たり前のようにシャンプーを使うのを根本的に考え直してみてはどうでしょうか。実は私はもう丸2年ほど、頭のてっぺんからつま先まで、洗濯石鹸一個で洗っています。旅行に行く時など便利ですよ。もちろんこれは自分だけにしか当てはまらないことかも知れませんから、軽々に誰にでも勧められません。
体験に基づくお話をすれば、毎回シャンプーの時、指の間にごっそりとからみついて抜ける髪の毛に内心不安を感じており、うすうすシャンプーの化学成分が良くないのではとは思っていました。いや、今ではそれは常識でしょう。石鹸がいいという投書を新聞で見てやって見たことはあるのですが、髪の毛がゴワゴワになるので、毎回すぐあきらめて、仕方なくまたシャンプーを使っていました。2年ほど前のある時また思いなおして、今度はやけくそ半分に洗濯石鹸を手にとって、髪になすくって使ってみたのです。すると、なんと、指にからまる抜け毛の感触がない!ウソのようですが、ホントに洗濯石鹸に切り替えた第一回目から、それまで指にごっそりからまっていた抜け毛がでないのです。そして、それ以後それっきり、あの排水管を詰まらせんばかりの抜け毛の束を見たことがありません。いえ、一度だけ見たことがあります。それは、試しに一度だけまたシャンプーを使ってみた時です。この時、また前のようにごっそりと毛が抜ける事実を見とどけた為、以来シャンプーとは訣別しました。大体昔一本¥100位で買えたシャンプーが、いつの間にかボトルも大型になり、¥500以上もするようになったことも気に入らなかったので、セイセイしました。テレビのコマーシャルも、スーパーの売り場も、もう永久に「あっしには関わり合いのないことです」。なぜ化粧石鹸でなく洗濯石鹸なのか、というと、別に決定的理由はありませんが、いっそ香料などのない単純なものを、と思ったのです。因みに、使っているのは生協の洗濯石鹸です。特別なものではありません。界面活性剤入りでないことだけ注意しています。化粧石鹸でも洗濯石鹸でも、洗い上がりのゴワゴワ感、ツヤのなさは変わりありません。でも、どんなに「天使の輪」だとかサラサラ、ツヤツヤとかコマーシャルで言っていても、髪の毛あってのモノダネではありませんか。ゴワゴワだろうがベトベトだろうが、髪の毛があればいいのよ、の信念。そもそもペットショーでもないのに、毛のツヤや手触りなどで魅力を演出しようなどと血道をあげるのはメーカーの思うつぼにはまる以外の何ものでもありません。ただ、髪の毛が傷みそうで気になるなら、すすぎの後、洗面器のお湯にお酢とオリーブ油を数滴たらしてかぶっておくと感触がかなり良くなり、ついでに身体のかゆみ予防にも。※
但し、風呂場のタイルが滑りやすくなるので、後の人のために石鹸で洗い流しておかないと危険です。
☆後日談
2003年夏の終わりに、私が洗濯石鹸で髪を洗っていることを話した友人が憐れんでオリーブ石鹸シャンプーとかいうものを買って来てくれました。有名油脂メーカーの商品です。2日程の間隔で2回、これを使って見ました。洗っている時も乾いてからも使い心地はどちらかと言えば洗濯石鹸よりゴワゴワ、ジトジトでした。そして更なる悲劇!なんと、これを使った2回の洗髪の最中、またしても髪の毛がごっそりと抜けたのです!まあ、秋だし、その前から少し抜け毛が増えてはいたのですが、それにしても久々の大量抜け毛でした。早速使用停止、友人に返しました。その人は平気で使っているそうです。化学物質にはかなり鈍感だということが自慢だったのですが、髪の毛だけはこんなに敏感だったのか、と今更ながら感心。自然原料をうたっていますが、後で説明をよく読んだら、やはりパラベンなどが入っていました。
☆更なる後日談
ゲストブックを通じてお友達になった方々との情報交換で、手作り石鹸の話題に花が咲き、いっそ廃油から手作りして一石二鳥のエコ生活をしよう、という動きになっています。冬場に大量に出るみかんの皮も処理できる「みかん石鹸」なるものの作り方を紹介しているHPも教えて頂きました→JA新居浜とNHKと宮崎CATV。今はもっぱらこの石鹸を使っていますが、とても満足しています。