実例5 2005.10.01 咬み傷
実例3の子ですが、いつも出会うと睨み合い→大げんかになる相手に腕やらホッペタやらを咬まれ、またこの猫に咬まれると決まってひどく膿むのですが、今回もホッペタがおたふく風邪のように腫れていました。
一日3回くらい、腫れている方のホッペタ全体にミッチーオイルをどろどろに垂らすこと約一週間で、腫れは次第に小さくなっていき、排膿することもなく治りました。抗生物質の飲み薬も与えていません。
難点は、オイルを垂らす範囲が広くて毛がべたべたになり、泥も付いたりして見た目がみすぼらしくなることですが、確実に治るし費用ほぼ0円なので、このくらい何でもありません。本人もミッチーオイルを皿に入れて舐めるのが好きな子なので喜びこそすれ嫌がっていません。
実例4 2004.11.03 咬み傷
4才の♂猫
何故か11月になると大ケガをする子で、今回も夕方から行方不明になり何度も探し回ったところ、夜中の三時頃帰ってきて、見ると、なんと悲惨!!!
去勢手術しているので、もともと中身はなかったのですが、小さいふくらみが二つついていたところを、バックリ咬みちぎられて、直径1cmくらいのえぐられた赤身が見えているではありませんか。
慌てずミッチーオイルをたらーり、たらーり。数時間おきに垂らしました。すぐになめるのですが好きなようにさせるしかありません。なにせ、絆創膏などあてられませんから。
12時間経過して、傷は明らかにかなり小さくなっていました。さらに数時間後、生々しい肉の色もだんだん目立たなくなり、順調に回復しています。今回も、ミッチーオイルがなければ真っ青になって病院へ走り、縫合手術となるケースです。
3日後、他のことでかかりつけのお医者さんに連れて行ったところ、「3日前の傷だって?!」と驚かれました。もっと古いケガだと思われたということ、つまり治りが早いということ、客観的にも証明されました。
実例3 2004.02.14 咬み傷
10ヶ月の♂猫、もうとっくに去勢せねばならなかったのですが、ぐずぐずしているうちにご近所のケンカのメンバーに加わったと見えて、右前足というか右腕というか、肘の内側がお多福豆くらいの大きさでコロッと腫れていました。傷口はかろうじて発見できるくらい小さく、奥の方で膿が溜まっているようです。このままでは火山のように噴火して大きな傷口が開きます。他のネコではこのため一度ならず縫合手術をしました。(1回約\20,000ナリ)そこで、傷口を中心に腫れている部分全体にミッチーオイルをベッタリと塗りつけること一日4〜5回、塗ったらすぐ舐めてしまいますが(この子はミッチーオイルが大好き)、有効成分は残るでしょうから舐めるにまかせておきました。翌日、傷口が首尾良く直径5mmくらいの小さい口を開けて、膿は排出しました。後はキズがふさがるまで同じく日に数回塗り続けるだけでOKです。\20,000助かりました。
実例2 2003.夏 化膿した咬み傷
年齢不詳の年寄り猫、オス。舞い込んできた捨て猫。右耳の付け根に膿の流れ出している傷があり、即、MITCHI OILをたら〜り。2日目、白いチーズのように固まって傷口にふたをしている膿が現れました。取り除く器具もなく、かまわずその上からたら〜り。さらに2日ほどでそのチーズの塊が浮き上がってすっぽり取れ、下にはきれいな肉芽がありました。その後もMITCHI OILをたらし続け、20日ほどで完治しました。
実例1 2002.夏 非常に深く大きな咬み傷
2才くらいの若いオス猫のおしりに10円玉大のカルデラ型の深い傷口が出来ていました。一番深いところで7mmくらいはあったようです。その傷に一日2〜3回、MITCHI OILをたっぷりたらし、後は包帯もせず(出来ないので)舐めるなら舐めるにまかせて置きました。最初の一週間ほどは外に出ないよう、風呂場に監禁。傷口は一度も膿んだり周りが赤くなったりせず、ぐんぐん小さくなっていきました。調子がいいので外に出してやると、その猫はいじめられっ子で余り家に居着かず、その後は何日かに一度たらしてやるくらいになりました。一ヶ月後くらいに、久々に帰ってきた時、傷を見てみると、「?」 どこにも傷があった形跡がなく、フカフカの毛で覆われていました。反対側かな?と裏返して見ても同じこと。「ひょっとして猫ちがい?」(近所にそっくりさんがいる。但し、私にはなついていません)と思ったほど、カンペキに治っていました。
耳を痒がる猫にも、綿棒にMITCHI OILをたっぷりめにつけて、耳の中に塗ってみました。耳ダニが呼吸できなくなって死ぬかも、と期待してのことです。
結果的に、痒みの症状は緩和されるようです。但し、ダニが死んだかどうかは未確認です。