近所のミカン畑の中に数本のセンダンが生えているのを今年初めて確認。花が咲いたのでやっと分かったのです。
30年ほど前、大阪中之島の阪大跡地で漂ってくる芳香の元を辿って見つけた薄紫の花、その時ほど強い香りは感じられませんでしたが、近づいて見ると紛れもなくセンダンの香りが。
ネットで調べると葉っぱに除虫成分があり、生ゴミのコバエ対策とか、門の横に植えておくとハエや蚊が入って来ないとか。この効能のため農家では周りにこの木をよく植えているそうで、車で走ると確かに結構たくさん見かけました。
早速葉っぱを頂いて来て生ゴミで試して見ると、どっかの「コバエ○○」みたいな製品より格段に高い効果が見られました。
うちの敷地内には生えていないのでamazonで更に効果が高いというインドセンダン(別名ニーム)を何株か注文しました。鉢植えにして猫小屋の入り口に並べようと思います。成長が早いそうで楽しみです。
それが昨日、何と敷地内に一本、しかも猫小屋の横に生えていたのを発見。直径3cmほどの幹が切られており、根元から細い枝が生えて小さな葉っぱをつけていました。あっ...それは何ヶ月か前、工事のため不要な木を切ると言う時、私に「この木要りますか?」と聞かれて、その見慣れない葉っぱを見てこれがセンダンとは知らず、「可愛そうだけど要りません」と答えたことを思い出しました。わーん、許して~。切り株からまた立派に育ってくれることを祈るばかりです。そう言えば他にも同じ葉っぱの苗木が生えているのを見たような。探して見つけて保護せねば。
それから愛媛から大事にお連れしたハスノハカズラ様。
猫屋敷では真冬にも何枚か葉っぱをつけて元気に越冬していましたが、こちらのこの冬の3度の積雪と低温に、土の上に出ていた茎は何度か凍ってしまったようでカスカスになっていて、もうダメか~、でも土の中で根が生きているのでは、と祈っていたのですが、祈りが通じて見事に復活。
海の近くに生えるというツタなので、こんな山の中では多分うちにしかないと思います。早くまた地面いっぱいに広がって他の雑草を駆逐してくれますように。
2年前の猫屋敷の通路の写真です。