チュルオのまさか

蝶よ花よと育てて来たチュルオ。

呼ぶと可愛い声で返事するし、何か要求がある時にも鳴いて知らせる、お兄ちゃんたちとも仲良くしてもらえて、どこへ行っても人気者。

夏頃から出没していたノラ猫マッチャンがFeLVだったと判明。何度か追いかけられてギャーッと鳴いていたチュルオ、一度足をかなり深く咬まれて長いこと治らない傷を負わされたことがあるので、念のため検査に連れて行ったのです。

もともと2ヶ月位の頃、一度ウイルス検査を受けて何もなかったので、FeLVだけの検査でいいと思ったのですが、検査キットが両方検査するので、ということでFIVも検査したのです。そしたら...何とFIV陽性。

うちのFIV猫でチュルオとケンカして咬んだ子はいない。ケンカ王トッピーもチュルオが寄って来るとうるさいので逃げて行くし、チカ坊はお人好し、ラグドール嬢も大人しい。咬まれたのはFeLVだけのマッチャン。なので感染の機会はないはず。では母子感染?では何故前回の検査で陰性だったのか。

先生にお聞きすると検査キットはFIVについては抗原、FeLVについては抗体を調べている、前回の時にはその数がまだ少なく感知されなかったということではないか、とのこと。

つまりあまり小さい仔猫の時に検査しても100%安心できないということ?

悲しい事実を公開したくなかったのですが、皆様にもご注意頂く方がいいかと思いました。

 

検査に行く時、いつも車に喜んで乗っているチュルオがいつになく鳴き続けました。検査後、心なしかとてもしょげていました。チュルオは誰とも仲良く出来ているので、隔離しないことにしました。これまで通り人間と同じ部屋でお姉ちゃんたちと暮らします。

チュルオがうちに来たのが私の記憶によれば去年の10月25日、今年のその日去勢手術をしました。これでチュルオも晴れて大人の仲間入り。

トッピーもFIVと診断されてからもう何年も変わりなく元気で、今や最年長の確か12歳。チュルオもみんなの人気者のまま長生きして欲しい。

 

猫小屋の裏手のヒノキの切り株を覆うツタ。ブログヘッダーと同じ株ではないのですが、ヘッダー写真を撮った時にはどれも大体同じような感じで切り株の上を覆っているだけだったと記憶していますが、今では株全体が覆われています。何かこんなキャラがあったような。

長雨の切れ目の星空

雨続きで猫たちは丸3日外へ出してやっていません。留守でもないのに閉め込まれているなんて事は初めてで不満が溜まっているのでしょうが、窓の外を見て納得してくれているようです。毎日夕方トイレ掃除とご飯やりに行っています。

洗濯物が乾かないのに思いがけないものに猫のオシッコ臭がついていたりして洗わない訳にいかない...匂いさえなければそのまま乾くに任せていればいいんですが。(いいのか?)

昨日17日、午後遅くなってから、雨の日なら空いているだろうと1年ぶりくらいに眼科を受診。ご近所の方に紹介して頂いた近くの医院、近くと言っても車で20分ほど、ベテランの女医さんでした。1日1回寝る前に点す緑内障の点眼薬が引越のドサクサで点したり点さなかったり、終いにゃ今年の年頭頃からもうずっと目薬が切れたまま。でも毎日山の景色を眺めて暮らしている生活、きっと目にも良い効果があるはず、と勝手に思い込んでいましたが、目が命の私、素人判断は禁物。猫の病気なら押っ取り刀で病院に走るのですが、自分のことではなかなか足が向かないのを鞭打って。

ここでもさすが、徳島の誇るハイレベル医療を実感。今まで受けた事のない視神経乳頭の厚さとやらを測る検査をして頂き、また前の医院では要予約だった視野検査もその場で受けられました。

これがまた最新の機械で視力測定の機械くらいの大きさ、やり方は同じく真ん中の+を見つめて、周りで大小の光が見えたらボタンを押すというものですが、前の医院で前後3回くらい受けた時には機械がウィーン、カチャッと音がする度にどこかが光っていたと記憶しているのですが、5回くらい連続してどこにも光が見えない時が両目ともあって、「ええっ、1年くらい点眼をサボっていた間にこんなに視野欠損が進んでるのかっ」と焦る焦る。時々片目ずつ隠して自分で視野を確認していたのに、全然気がつかなかったよー、と後悔の念に苛まれました。

検査が終わってすっかり意気消沈して先生の前に座ると、先生は検査結果を見ながら「よく見えてますよ。”ひっかけ”にもかからずに。」

音がする度に機械的にボタンを押してしまう人もいるので、フェイクも混ぜてあるそうです。えー、最初に言ってよー。本当に怖かった~~。

眼圧は正常範囲、視野欠損もなく白内障も別にない。視神経乳頭は少し陥没が見られるものの、生まれつきの人もいる、眼圧降下剤は必要ないでしょうと言われました。つまり緑内障ではない、とのこと。

すっかり元気を取り戻し、医院を出てすぐのドラッグストアでやや高価な猫のご飯を大量に奮発して帰宅しました。

夜空を見上げると久々に星が見えていました。

昨日は大安だった。

 

 

冷たい雨

それも来週末くらいまで降り続くとか。

秋は一段と深まり、サクラの葉が赤く紅葉し始めました。

6月にバンビかオーロラ姫の森、とご紹介した裏山の秋の風情。

 

 

昨日のテレビで都道府県魅力度ランキングとやらで徳島県は下から2番目だと言っていましたが、ランキングなんて如何に無意味かが私はよく分かりました。

徳島は緑いっぱい、人は穏やか、食べ物は豊かで美味、この風土が数十年前私が去ってから、バブル期にもスポイルされることなく守られて来たことはとてもラッキー。この分ならこの先私が生きている間くらいはずっとこのままでいられそうです。

 

 

穏やかに秋進む

昨日9日、熱中症が心配なほどの陽気の中、地域の野草の勉強会に参加して、色々勉強できました。先日アケビと一緒にUPした小さな密集した赤い実はガマズミで、甘くて食べられるとか。

うちのまた別の場所にもアケビが。足下が坂になっていて取りに行けない;-;

綺麗なヒノキの葉、これを小さくちぎって猫のトイレのペレットに混ぜるとオシッコの匂いが消えることを発見。

ペレットはストーブ用のものを地元の専門店で購入しています。猫のトイレ用より断然安くて助かります。砂状になると捨てていましたが、それでも猫たちはどちらかと言うと新品よりお気に入りで、ウン●はきな粉まぶしのようになって清潔に取り扱えます♪なので捨てずに日に干して使うことにしました。

ハリガネムシの親子、あれからまたバケツを除いて見ると、あれ、親しかいない。子供を食べてしまったのか?と思ったら、よく見ると子供は最初に発見した時のようにまん丸の毛糸玉のように丸まっていました。死んだのか?親の方はカマキリから出た後はもうエサは食べないそうですが、子供は何か食べないことには死んでしまうだろう。後でまた見た時には子供の方も長く伸びて動いていました。で、野草の勉強会の帰り道、橋の上から川に放流してやりました。

 

ハリガネムシの謎

先日バケツの中に突然現れたハリガネムシ。その後どうなったかというと、死んでいたカマキリは取り出し、ハリガネムシはそのままバケツに入れて蓋をして置いてあります。

2日後くらいに見てみると、丁度体の真ん中あたりに何やらクルクルこんがらがった黒い糸状のものがくっついていました。糞?

さらに2日後、生きてるのかどうか見てみてビックリ。何と、小さく細い個体が一つ増えている!!2匹とも水中で活発にゆらゆらうごめいていました。あれは子供を産んでいたということらしい。しかも卵じゃなくマムシのように親と同じものが生まれる?相手もいないのに、いつの間に?カマキリに寄生する前に身ごもっていたということ?

最初に見つけた時、シェフは「殺し、殺し」と言いましたが、そのままにしておいたればこその発見。

ハリガネムシは果たして有害動物なのかどうか、調べて見たら、やはり生態系にとって有意義な作用を及ぼしているとのこと。

もう暫く観察して、川に放してやろうかな。

 

 

 

中秋の名月の夜に

引越後の初めての捨て猫がやって来ました。

その前の9/25にバニーちゃんが、9/30日からトムが夕方帰って来ず、毎日毎日大声で呼んで、近所を探し回るという大騒ぎが続いて、一度に2匹も帰って来ないとは、てっきり猫捕り?と心は千々に乱れるばかり。

でも10/2、朝から雨で夕方になるまで2匹のいなくなった猫小屋に世話に行く気力が出ず、暗くなってからやっと行ってみると、雨の中、に゛ゃーというバニーちゃんのだみ声が。ああ、無事だった~。一週間も帰らなかったなんて初めて。一体どこにいたんだか。別に痩せてもなく、もしかしたら昼間知らない内にご飯を食べに帰って来ていたのかも?

そして昨日5日の朝8時過ぎ、お隣の方が来られて寝ぼけ頭で出て見ると、何と足下にトムが。うちの前のキウイとみかん畑をしておられるその方も猫好きで、トムやカラがいつもよく畑で足下をウロチョロしていたのですが、昨日は帰ろうとして軽トラに乗ったのにトムが車の前から離れず、轢きそうになるのでうちまで連れて来て下さったのです。

トムの帰って来る前の日、4日の中秋の名月の日の夜、うちの近くを軽トラで通っていたら路肩に蹲るチビ猫発見。

車を停めて呼ぶと逃げて行ったので、チュルオを呼んで手伝ってもらおうかと思いましたが、この上チュルオまで行方不明にでもなっては大変なので、缶詰を持って行って1人で捕獲。

チュルオに似た女の子、引越直前に行方不明になってしまったカラの妹ニコちゃんにも似ているのでニコちゃんと名付けました。べっぴんさん。

早速一張羅のダウンコートに2回うん●されましたTT

 

△カレンダー、校正刷りが届いたら色調に少し問題があったので印刷会社さんに相談、ファイル自体もやや調整し、コンビニプリントしたこちらの希望の色見本を送ったりしたので、刷り上がりが20日頃にずれ込みました。

 

猫小屋裏で発見したアケビと?何やら赤い実。

 

あ、それからカマキリのお腹に寄生しているハリガネムシというものを生まれて初めて見ました。

猫に配る水をバケツに入れておいた中にカマキリが落ちて死んでいて、それと一緒に草の茎のような細長い物体が。よく見るとゆーっくりと形を変えて泳いでいるから生物であると分かりました。カマキリに寄生虫がいるということを聞いたことあるような。

 

帰って来たばかりでカラたちに追いかけられ高い木に登ったけど崖の法面に生えている木、下りられなくなって困っているバニーちゃん。下に着地点を示すものを敷いておいてやると程なく自力で下りて来ました。

まるでアンリ・ルソーの「蛇使いの女」

 

今年も奇跡の

△カレンダー、9/30に印刷発注完了しました。

制作に取りかかった(先ず表計算ソフトで数字の部分を作った)のが9月初旬、実質的に本気でイラストに取り組み始めたのは何と20日過ぎから、という信じられないほどのスピード完成でした。

前回は折り目の線を入れ忘れていたので、今回は事前にコンビニでテストプリント。PDFでまあまあ安価に普通紙プリント出来るので便利になりましたが、2018  FEB   SEP等所々文字が抜けてて慌てました。レイヤーを結合しないといけなかったのか。

刷り上がって届くのは今月中頃になります。

お申込方法は去年と同じく、右のサイドバー「カレンダーご希望の皆様へ」をご覧下さい。ATELIER mojuniでも販売しようかなと思っていますが、まだまだアトリエと言うイメージとはほど遠い状況なので実現できるかどうか未定です。でもお近くの皆様は右サイドバー、contact me からご連絡頂けましたら手渡しさせて頂けるかと思いますので、大川原高原とかへお出でになるご序でにどうぞ~。

申し込まなくても送られて来るという皆様は何もせずにお待ち下さい~。

 

「猫友日めくりカレンダー」、9/26に到着!! スタッフの皆様、お疲れ様でした~。

アマゾンでの販売も始まりました。