災害月

今年の9月は何という1ヶ月だったのか...

記憶が正しければ丸一日文句なしの秋晴れだった日は一日もなく朝夕どちらかが曇りだったという難ありの晴れの日が二日位だったかな。一昨日木曜日は何故かほぼ一日中気持ちよく晴れた一日でしたが、不気味な巨大台風が来ているというのが玉に瑕でゆっくり青空を見上げてもいられず。

前回4日の台風21号で高い場所にある小屋へ避難した時も準備~事後の片付けでクタクタ。今回は別の小屋(トッピーとクリちゃんが使っている)を使うことになり、昨日の金曜日、朝早くから猫の寝床やトイレを片付け、空気で膨らませるベッドを置いて人間の寝場所をしつらえるのに丸一日を費やし、夜になってやっと準備完了し、雨が降り出す前に移動しようと言ったらシェフが今回は避難しないと言いだしたのでドッと疲れが。土砂崩れはたった6秒間の出来事だとか...まあ、ここは上からドシャッと崩れて来る崖はないのですが、家が滑り落ちる恐れが...

猫たちは台風の間、計5ヶ所の部屋に監禁して置くので、それぞれの部屋の布団を日に干してやり、水とカリカリを替え、トイレを十分に準備してやるという作業も平行して行ったので本当に重労働でした。本来なら10月いっぱい位まで必要なはずの遮光ネットも今年はもう用なしのようなので取り外して巻いて片付けという仕事も。

更にこの頃やけに頻繁に食べた物を直後に吐いてしまうカラと風を引いたのかくしゃみと鼻提灯のクロリーを病院へ。クリちゃんの補液セットも2ヶ月分もらって計3万円超TT。その帰りに再びの停電に備えて食料の買い出し。ズボラーの私にしては一世一代の大車輪でした。

こんな時に愛媛から連れてきたキンモクセイの一本が満開に。全部で4本あるキンモクセイは26日から良い香りを放っていますが、愛媛にいた時より半月程も早い開花です。一番きれいな時に猛烈台風...散ってしまうかも。もともとここに生えている大木の方は気の早い枝がチラホラ開いた後、まだまだ青い蕾が多いです。

みんな無事に台風をサバイバル出来ますように。

 

防災グッズ

その夜地震発生の3時間ほど前、猫が騒いで寝させてくれなかったお蔭で阪神大震災で死なずに済んだ私ですが(何があったかは過去記事をご覧下さい)西日本に住んでいるためかその後何か防災をやってるかと聞かれると別に何も...

でも今年の台風と北海道の地震でやっと目が覚めました。それはシェフも同じみたい。

というのは今回の台風で生まれて初めて所謂「避難」というような事を体験したのです。全村に避難勧告だか避難指示だかが出たのですが、実際には家を出る方が危険だというので殆どの人が自宅にいたようです。我が家の場合、今寝泊まりしている場所からより安全度の高い方の建物へ移動したのですが、6時間も停電になり、懐中電灯やカセットガスやケータイのバッテリーなど、色々準備しておかないといけない物が初めて身近な問題として身に染みました。

それにしてもズボラーな上に最近とみに物事の整理が出来なくなって、おまけに物忘れも激しい私、非常持ち出しリュックは全然準備出来てないし準備したとしてもどこに置いたか分からなくなる可能生大。こうなったら全ての部屋という部屋にリュックを常備しておく?

昨日ホームセンターで私はヘルメットを、シェフはペットボトルを追加購入。カセットガスと炭も買わなきゃ、と言うとシェフが「そこら辺の枯れ木がある」。なーるほど、お爺さんは山へ芝刈りに、という文化が生きてた時代の人は違うなと感心。カセットガスより七輪をまた買っておこう。(いくつ買っても雨に濡らしてダメにしてしまった)

今回の厚真町の光景には本当に心底恐怖を感じました。地質の問題もあるでしょうが、これからはいつ我が身に起こっても不思議はないと思って日々気を引き締めて暮らさなければと思います。

被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

確かな秋

台風21号が去った後も秋の長雨が続いています。

猫たちの部屋を掃除して冬支度に取りかからねばならないのに、布団などを表に放り出せないと何も手を着けられません。

昨夜ふとキンモクセイの大木の枝を見ると黄緑色の小さな花の蕾がびっしり付いているのにビックリ。しかもその内の1つの房が既に開花してオレンジ色になっている!何とも早い秋の訪れ。去年この大木が満開になったのが9/22頃のこと、今年は一段と早まるのでは。愛媛から連れて来た3本も今年はかなり元気を回復し葉っぱもいっぱい茂ったので、きっとたくさんの花を咲かせてくれるのではと思います。

ブログを調べていたら去年の9月の記事に初めて登場したガマガエル。今年は2匹になって大きさも去年のよりずっと大きい。同じ個体なのか別人なのかは分かりませんが。ちょっと前の夜、足下でピーという声がしたので何かと思うとガマガエルがヒョコヒョコ。うっかり足を踏んでしまったようです。全体重はかかってなかったはずですが、心配で後を追うとまあまあ元気そうにピョコタンピョコタン逃げて行きました。

それから去年7月に生まれて初めて遭遇したヤマナメクジ、昨夜チカ坊とリンタローの部屋に現れました。床に開けてある空気抜きの穴から登って来たのです。(40cm角くらいの穴。涼しい風が入って来るように私が注文して作ってもらったもの。本当はここから下の地面に下りて草を食べたりトイレが出来るようにするものでしたが、猫小屋の下が物置になってしまって猫に使わせてやれません。落ちないようにワイヤーネットで蓋をしています。寒くなったのでそろそろ木製の蓋をはめねば)

7cm位のスマートな個体。広東住血線虫という寄生虫を持っていることがあるとのことで、素手で触らず葉っぱでくるんで外へ投げておきました。シェフは「殺しとかなあかんやん」と言うので、私は「何でもかんでも殺したら環境破壊になるよ」と言ったのですが、広東住血線虫について調べてみたら、うーん...

猫たちがネズミ、モグラ、カエル、トカゲ、ヤモリ...etc.をよく捕まえるけど、心配です。

 

秋到来&酢納豆の効果

台風で避難した時、勿論PC関係の一式も持って行きました。もとの場所に戻そうかと思ったけど、待てよ、9月は台風銀座、またまた持ち出さねばならなくなるのでは。で、そのまま買い物カゴなどに入れて置いておくことにしたので部屋が狭くなって><;風で飛んだ遮光ネットなどまだそのままにしてあります。こちらもまた吹き飛ばされるだろうし。

昨日からまた結構大雨が続いていますが、もう蒸し暑いという感じはしません。夜中に目が覚めると寒かったり、猫たちがしきりに布団に潜り込みたがったりするようになりました。何だか侘びしい。どんなに暑くてうんざりしても、やっぱり夏が好き!

夏の終わりに咲く白い花を2つ。

猫小屋のマッチャンの部屋の前に咲いている白いヤマフジ?芳香はありません。21号台風で今は花が全部落ちてしまいました。その他サルスベリの花も全部落ちていましたが、蕾がまた開いてやや復活しています。蕾は散らなかったんだ、

この十文字の花は蔓性で高い木によじ登って今が真っ盛り。いい香りがします。愛媛で入院していた伯母の車椅子を押して川縁を散歩している時初めてこの花を見ました。摘み取って伯母のグレーの帽子に飾るとその美しかったこと。今調べて「センニンソウ」という名前だと分かりました。いっぱい増えて欲しいです。

4日の夕方台風一過の庭にたくさんのネムノキの葉っぱが散っていて、それにきれいな蝶が。ゴマダラチョウというらしいです。目がオレンジ色。幼虫はエノキの葉を食べるとか。悪い奴なんだけどきれい。

アラカシかシラカシか分かりませんがカシの木にはもうこんな小さなドングリがビッシリ。

台風で倒れたナンキンハゼの苗木を助けに猫小屋の裏手の斜面に登ると、何と20cmほどのネムノキが何本も生えていました。この分ではサクラを抜いてうちの山のシンボルツリーになる勢いです。中でも一番小さい一本を手で抜いて鉢植えにしました。台風でまだ十分実っているかどうか疑問な種もたくさん散っていたので、あたりにばらまいておきました。

ネムノキの苗木、ただ今2鉢、欲しい方にはお分けします。とっても成長が速いですよ。

あ、健康ネタもあったんです。ふと頭を撫でて気付いたのですが、何と頭頂部から後ろ頭にかけての髪の毛のバックリ割れがなくなっているみたい!?握った感じで髪が増えてる!?きっと酢納豆のお蔭です。毎日夜1、2コ食べ続けています。お肌のキメも細かくなり皮膚のタルミもなくなった気がします。去年の頸動脈エコーで分かった1mm位のプラークが消えてくれるかなあ。

あ、阿波踊り、5日位かかってやっと要領が分かり割とそれらしく踊れるようになりましたよ。リズム感の悪い私。毎日1、2分(たった)練習しているのですが、足下に寄って来ていた猫たちが散り散りに逃げて行きます>< ふくらはぎも少し細くなりました♪

 

 

猛烈台風

前の2回の台風で散々脅かされたのにあっけなく済み、今回21号もまた狼少年じゃないかと思いつつも一応また物が飛ばないように点検し、猫小屋屋根の遮光ネットが瓦をはぎ取らないように泣く泣く固定を外し、土砂崩れに備えて高台の方の建物へ人間も猫も移動、犬の首輪も一目盛り緩めていざとなったらすり抜けられるように準備したのが3日の午後。次の日シェフの歯医者の予約があったのを電話して変更。

3日の夜から大雨のマークになっていたけど大して降らず、やっぱり狼少年だったかと思ったりもしましたが、4日の早朝小雨の内にとコンビニへおにぎりなどの買い出しに。いつもいつも自分でご飯炊いて用意する気力も能力もない私です。コンビニに着いた時は車一台しか停まってなくて、こんな泥縄人間は私位なものかと思ったら、店を出る時には5、6台が停まっていました。お弁当やおにぎりは豊富にありました。

さてそれから、だんだんと雨風共に激しさが増し、11時~13時にかけてがピークとなり、11:15にはまたしても停電、14時近くまで続きました。窓から見える猫の大部屋の屋根に吹きつける雨が強風にあおられて横なぐりの吹雪のような水しぶきが飛んで、まるでテレビで見る豪雨実験さながら、道路側に生えている何本もの細めのスギの木がまるで竹のようにブンブンしなり右へ左へと大揺れして、これは絶対何本か折れて道路を塞ぐ事になるに違いないと思いました。風向きは始め東風、次に西風、北風と変化したのであらゆる方向からダメージを受けた訳です。安普請の家の屋根もめくれるのではないか?何やらドーン、ガシャンと物が倒れた音もしてヒヤリ。(これは立てかけてあったアルミのハシゴでした)暴風雨まっただ中、見るとさっきまで起きていたシェフが寝ている、余裕だなと思ったら後で目が覚めて「怖かったな」。恐怖の余り死んだふりしていたようです。

それでも2時過ぎると急激に穏やかになり、夕方には日差しも見えて猫たちの部屋の戸を開けてやりました。杉の木は結局一本も折れておらず、小枝が散乱していた程度、意外にもしなやかさを持っているんだと感心。サクラの苗木も無事。だだ大事にしている2本のナンキンハゼのうち元気な一本が根元から真横に寝てしまっていて、ポッキリ折れたかと思いましたが根元から倒れただけのようで、起こしてやって根元を踏み固めておきました。自分の葉っぱより面積も重さも勝るツタに絡まれて、それが受ける風圧のせいだと思われます。

それより大阪の被害の甚大さに唖然。やっぱりここは山に囲まれているので有り難いです。

何やかんやで疲れと低気圧からやる気も回復せず、避難していた建物からまた荷物を持って帰るのがやっと、グダグダ寝ていたら6日の朝目が覚めて北海道の大地震のニュース。自分が被災していなくても、またまた気持ちがとても沈みます。

購読しているJESEAの地震予測メルマガで北海道も危険だと言っているのは知っていたけど的中(やや場所はずれていたけど)。そのメルマガによれば南海東南海の中でも特に徳島で地表が大きく変動、ひずみが溜まっていると言われているのです::

どこで起こっても不思議はない大地震。せめて水と食料の備蓄はしておかねばと思います。キャットフードも。停電になるので冷凍食品は頼りにならないことが分かりました。乾物と缶詰買っとこう。