「mojuniの猫記」カテゴリーアーカイブ

晩夏の点描

気が付けばもう9月が目前。カレンダーに着手せねば。また今年もギリギリにずれ込むのか、、、。もう何ヶ月も猫絵描けてませんTT

家の周りに水を撒いていると、決まってシオカラトンボが飛んで来ます。水を飲みたいのでしょう。今日は何と美しく可愛いVIPが!

ボケてるのが残念。アオモンイトトンボと言うイトトンボ。イトトンボと言うと羽が黒いのはよく見ますが、こんな綺麗な色のは初めて見ます。

今年はうちの周りにはセミが少ない。ツクツクボーシ、カナカナ、ミーンミーン、シワシワと鳴く声は毎日聞こえますが、いつものように猫が捕まえて家の中に持って来る事は一度あったきり。

ヒメボタルが飛んでいるのも1匹しか見なかった。地面でピーカピーカ光っているメスだかサナギだかの光は結構見るのですが。

花が終わって豆の木になったネムノキは夕方になっても眠らない事を発見。

ホトトギスの声も聞かなくなった。10 年前には一日中よく鳴いていたのに。

この頃チビトラがいじめっ子になって毎晩2、3回バニーちゃんやチュンチュンをいじめるので、ギャーッと言う声で起こされて助けに飛んでいかなければならず睡眠不足です。

梅雨明け

7/30に60日続いた梅雨が明けましたー。途端にギラギラの真夏。毎日家の周りや猫小屋の周囲に撒水するのが日課になりました。更に猫小屋の屋根に登って追加の遮光ネットを広げました。

水撒きの後、涼しげな猫小屋の前の茂みにベールのようなキレイな花の房。調べたら山芋の雌花だとのことです。とても芋を探り当てて収穫する気にはなれませんが大事にしてやろうと思います。ムカゴが採れたらご飯に入れます。

山芋の側の切株に乗っているのは山猫ならぬララちゃん。

タイサンボクは2度花をつける?6月に4コの花をつけた御神木のタイサンボク、せっかく咲いたのに梅雨の長雨で2、3日しかもたなかったのが心残りか、何と真夏の8月にまた2つの蕾が咲くのを待っています。先月から遅ればせに葉芽とは形の違うものが伸びて来て、どうも花芽のようだがと思っていましたがやっぱり花芽。気温が高い中でちゃんと咲けるか心配でしたが、明日開くかな。オレンジ色の物体はユンボです。

そろそろ花が終わったネムノキ。雨続きだったし暫く見上げてなかった間にアッと驚く変貌。何とサヤエンドウのような豆がたわわに下がっています。あの繊細な細い花がこんな大きなサヤ豆になるとは。花柄が下を向いて3つ4つのサヤをつけてる。スゴイ変身ぶり。

長梅雨

雨に濡れて美しい名も知らぬ草たち。

もしかしたら生まれて以来最長の梅雨?しかも晴れ間が本当に少ない。私の記憶が正しければ7月に入ってまあまあ晴れだったと言える日は2日位しかなかった。残りの蕾が一生懸命咲こうとしているネムノキも今真っ盛りのコオニユリも雨に打たれて泣いています。

2月からコロナでダラダラ引きこもり生活でしたが、この頃色々な新しい課題が持ち上がり忙しくなりました。どちらかと言うと前向きなもの、反対に困ったもの色々。一つは健診結果。引っ越して以来黄信号が増えて来ていましたが、遂に精密検査が必要な項目が。

それでこれまでン十年の食生活を初めて心から反省。これからは足算じゃなく引算の食生活にする!つまり「何々がどう良いから食べなければ」じゃなく「何々はどう悪いから避けないと」を考えて食べ物を選ぶようにしようと決めました。

これまで健診終わった後は結局元の体重に戻り、1年後にまた慌てて付け焼き刃の減量、を繰り返していましたが、今回はその後も体重は徐々に減る傾向。夏のおやつはアイスクリームは極力減らし、トコロテンにする。寒天は大好きなので問題ありません。コーヒーゼリーも大好きで自分で作りたいけど時間もなく冷蔵庫の空きもない。なので味噌汁などに棒寒天をそのままちぎって入れたりしています。どこまでもワイルド。新しいサプリにエビオスを購入。ビール酵母で動脈硬化に効くとか。

体重が減ると心まで軽くなる感じです。余分な数kgの重みが毎日の疲労を倍増していたんだなぁとしみじみ実感。生まれて初めて肥満を憎む気持ちになりました。今度こそ生まれ変わるぞー。かと言ってBMI 22までは目指しません。ある程度の皮下脂肪がないと風邪程度の感染症であっけなく死んでしまう実例を見ているので。

体操は毎日クタクタな生活ではなかなか続かないのですが、簡単で気持ち良くて効果抜群のやり方を見つけました。何かのCMで後ろ手で拝むのがあるけど、あれが出来る様になろうと思って、両手を後ろ手に組んで胸を反らすことから始めました。長年体の前で腕を使って無理な力仕事を続けている体にはこれがとても気持ちいい。心まで積極的になれそうです。料理中鍋を見張っている間にやれば気分転換出来ます。

腎不全のリカちゃん、1日おきの点滴を1ヶ月続けた今、見た目見違える程元気になりました。食欲も元通り。皮膚の薄いリカちゃんの背中に針を刺すのが難しく、しばしば失敗して刺し直しと言う可愛そうな状況ですがリカちゃんはよく我慢してくれます。一度また診察に連れて行きます。

追記

午後リカちゃんを診察に連れて行きました。結果、数値がとても改善していました。点滴も3日に1回で良くなりました。

色々三昧

ネムノキ、まだ蕾は多いですが咲き終わった花も目立ちます。

つくづく不思議な形の花だなぁと思います。ピンクのはオシベだとか。

ヤマモモ大好き人間ですが長いこと食べていませんでした。愛媛では売ってなかったし庭木として植えていた木に生った実はとても小さく数も少なかった。それでも懐かしい味がしました。お隣の小松島市はヤマモモの産地だと知り是非ともゲットしなくては、と思っていたところ、良く行く農産市場で買うことが出来ました。安いの(写真左)と高いのを買いましたが、安い方が美味しかった。タネを育てようと思います。ヤマモモは街路樹にもなる位、葉っぱも美しいです。

親子のように仲がいいリリちゃんとチャッピー。この直前リリちゃんがチャッピーの頭を舐めてやっていたのを撮そうとカメラを向けた途端リリちゃんにそっぽ向かれてしまいました。

先日捕まえていたノラのオス、5cm程のガラス戸の隙間から脱走されました。しかし夜には帰って来て中で寝ているらしくトイレまで使っている。昨日昼間そっと部屋に近づくと部屋に入る直前で逃走されました。今夜更に慎重に部屋に近づき、真っ暗な部屋に入って戸を閉めるとガタッと何やら動く音。シメシメ、中で寝てたんだ。また監禁成功。もう少しで検査に連れて行けそうです。

愉快なチャッピー

まるで昭和のアニメ映画のタイトルですが。本当に面白いチャッピーの寝姿。チャッピー、リリちゃんと一緒にサンルームで寝て、朝目が覚めると決まってチャッピーが面白い格好で爆睡しています。

チャッピーはとてもビビリ屋で、オドオドしてばかりいましたが、この頃やっとシェフのいる部屋の方へも入って来て、座ってる私のお尻にひっついて寝たりするようになりました。まだ誰に対してもフーッと言ったことはなく、反対にクロリーやチュンチュンたちお姉ちゃんにすれ違いざまにどつかれて飛び逃げています。

短い手足は太く体はコロコロ丸くて、目と目の間が広くて、猫と言うよりフレンチブルそっくり。実はもしお金を出して犬を買うなら(絶対それはしません。ペットショップ反対)フレンチブルだなと思っていたので、激レアのトラ猫の女の子と言い、神さまからの贈り物。まだ近所のイジメッ子からひどい目に遭わされていませんが、それはリリちゃんの前回のど迫力の威力が続いているためだと思われます。山の大勢のお兄ちゃんたちの内、タンタン、チビトラとはもううまくいっていますが、トッピー、チカ坊たちとは未知数。その内連れて行ってご対面させなくては。

先日捕まえたオス猫、ロンロン。前から名前はつけていました。いつ行っても同じ場所でダラっと寝てる。どこか体が悪いのかなと心配ですが、まだ病院へ連れて行ける段階ではありません。

オス猫捕獲

前々から出没していた野良のオス、うちのオスたちとケンカしていたので病気持ちかどうか調べたかったけど背中を触るのがやっと。その内見なくなったと思ったらお隣へ行っていた。お隣がお留守の時飼い猫3匹の餌やりに行って再会したのですが、そのお宅の猫たち(全員メス)を駆逐して我が物顔に振る舞っていました。その子がまたうちの庭に舞い戻って来たので部屋に閉じ込める算段をしていたところ、昨日成功。背中に触るとフーッと威嚇されるのでまだ病院へは連れて行けません。暫く幽閉。もし何か病気があれば、、、ずっと隔離せねば。ハァー。

そんな悩みをよそに満開へと咲き進むネムノキ。

ネムの花咲く

いつも自分の目線より下ばかり見ていて気付かなかったのですが、昨日の昼、裏庭の2本のネムノキの高い方の木にいっぱい花が開いているのに気付きビックリしました。うちより200m程下にある木が満開なのは知っていたけどうちのはまだまだ固い小さな蕾ばかりだと思っていたのに。しかもよその木よりも美し:い濃いピンク色。

地面に落ちていた花を拾って匂うと濃密で官能的なタイサンボクとは全然違う清楚で優しい香りです。私の顔の高さにもいっぱい蕾が付いているのでたっぷり嗅ぐことが出来ます。

小さな妖精のフラダンスの衣装のようです。アジサイの葉っぱの上で写しました。

昨日リカちゃんに2回目の点滴をしました。痩せて皮膚が薄いので前回も今回も針が突き抜けてしまって漏れ出し、慌てて刺し直す不手際。でもリカちゃんは大人しくしていてくれました。腎臓用のリキッドも活性炭チュールも進んで食べてくれたし、きっと長生き出来ると思います。

今年は急に勢力を増して一面に咲き誇るドクダミ。ドクダミの匂いも花も大好きなので蔓延るに任せているのですが、お友達の勧めでドクダミ茶を作るべく刈り取って洗って、水気を切ろうと夕方から表へ干したままにして明くる日昼ごろ行ってみたらもうほぼカラカラになっていました。本当は陰干しにするらしいのですが。夏至直前の太陽光線の威力!

リカちゃん点滴

白血病でも昔は丸々していたリカちゃんが、ここ数ヶ月食欲はそれ程落ちてはないけどだんだん痩せて来ていました。朝、散歩の前に先ずはご飯を食べたのに、この頃待ち切れないように外へ出たがる。オシッコ漏れが始まった時受けた検査では数値は特に異常なく、水の飲み方もそれ程異常ではなかったのですが、この頃何かしょっちゅう飲んでいる、、、気になって8日に血液検査を受けました。

リカちゃんの部屋は3つ並んだ中の真ん中の部屋で、他の部屋より窓が一つ少なく夏は暑いので、西日の当たらない方の部屋へ移してやったのですが、何日か経った朝、表へ出ると何とリカちゃんが目の前に来ている!えっ、どうやって出たのか?!出入り口から出たのなら他の子が中へ入ってるかも。リカちゃんの部屋の食べ残しや水を口にしては一大事。急いでリカちゃんの部屋へ駆けつけてみると、部屋の出口はちゃんと閉まってるし網戸の部分に取り付けてある格子のワイヤーメッシュも外れてない。なのに何故外へ出られたかと言うと可能性はただ一つ、紙のように痩せたリカちゃんなればこそワイヤーメッシュとガラス戸との間の5cmほどの隙間を縫って紙のように脱出出来たということ。外から他の子が入った心配は無用でちょっとホッとしました。もちろんリカちゃんが飲んだ可能性のある庭の水飲み場の水は全て捨てて入れ替え、リカちゃんは結局元の部屋に戻しました。新しい部屋が落ち着かなかったから脱出したのでしょう。

最近私の側で寝るようになって、足元でオシッコしたチビトラも一緒に連れて行って検査を受けました。カラが亡くなる数ヶ月前から私の枕元でオシッコするようになったので心配になったのです。

18日に結果を聞きに行くと、リカちゃんは腎不全、チビトラは健康でした。リカちゃんは一日置きに200mlの補液をすることに。一昨年の年末から、まっちゃん、クリちゃん、カラと次々に点滴が必要になって全員半年程で旅立ちました。リカちゃんはミッチーのように1年以上生きて欲しい。まっちゃん以来大量に買いだめしておいた腎臓食やサプリ、活性炭製剤などが誰かに譲る暇もなくうちで役立つなんて、、、幸いリカちゃんは大人しく点滴させてくれるし、ロイカナの流動食をスープのように飲んでくれるし、チュールタイプの活性炭も美味しそうに食べます。飽きませんように。腎臓用のパウチを大量注文しました。

3月 軽トラの中で日向ぼっこのリカちゃん。

タイサンボク開花

今日は朝から結構な雨量で一日ダラダラし、夕方猫たちの世話に行ったらタイサンボクの花が2つ開花していました。去年は6/9だったので、ほぼ同じタイミング。去年は全部で10 コの花を咲かせてくれましたが今年の蕾は4コだけ。その分エネルギーを背を伸ばす方に使う予定かも。

一つは地面から10 cm位の低い位置で咲いていて、匂いを嗅ぐために這いつくばって顔を近づけました。一年ぶりのえも言われぬ独特な芳香、脳内に充満させるべくしっかり吸い込みました。

裏庭では今月初めからネムノキに小さい蕾が付き、アジサイも青く色づき、クチナシの蕾も膨らんで来ました。見上げるといつの間にか見える青空が狭くなる程周りのカシやサクラやスギの木の背が伸び枝が張り出して来て、緑のドームの中にいるようです。

今年の捨て猫と言うか拾い猫ラッシュに音を上げて、捨て猫防止ポスターを作ろうと思いました。下絵です。

奇跡の猫

2020猫騒動第3弾は5/5子供の日の夜に保護したトラ猫の中猫。

夜遅くうちの近くの車道の端に何やらフラフラしている猫の影。車を停めて呼んでみると、ふーらふーら、ゆっくりゆっくり近づいて来ました。あっさり確保、抱っこ出来ました。チビトラに似た茶トラ。と言うことはオスか。と、少し離れたところに車が停まってる。そしてこちらへ発進して通過。すぐにまた戻って来て横を通過して去って行きました。若い女性が乗っていた。もしや今この子を捨てた犯人?気になるのか後悔したかで立ち去り難かったのか。それとも彼女も拾ってやろうかどうしようかと悩んでいたのか。

どっちにしろこの子はもう私のもの。用事をほっといて一旦帰宅、リリちゃんとチャッピーのいるサンルームに窓から放り込んでまた外出。2、30分で帰ってみると、何とその子はリリちゃんに追い詰められて隅っこに隠れていた。リリちゃんはチャッピーを我が子のように可愛がるのでこの子にも優しくしてくれると期待していたのに。可哀想なので山の猫小屋の一室へ連れて行ってご飯、水。ご飯はドカ食いしなかったけど水をスゴイ勢いで飲みました。可哀想に、脱水気味だったのでしょう。

すごく痩せて足腰がおぼつかないほど。手足の先が太い、立派な男の子、と思ったけど、レレ、あるべきものがない。えー、女の子だったの?それでリリちゃんが排斥した?待てよ、トラ猫のメスって滅多にいないんじゃ?

次の日病院へ。ウイルス検査、レボルーションと風邪薬。ウイルスは陰性でよかったよかった。先生にも見て頂いて、確かにメスだと確認。調べて見たら遺伝子の組み合わせで産まれる確率は20000分の1、出会えることは奇跡に近いと言う超レアな全身トラ模様の女の子!猫も何十匹と拾っているとこんな奇跡も訪れるんですね。捨てた奴の大馬鹿ヤロウ。

2匹のマダニがくっついていたから、あの車の女性が捨てたんじゃなく、かなりの日数山の中を彷徨っていたということ。アルコールをスプレーして引き剥がしました。

超絶な可愛さ。

この子はうちのような小汚い難民キャンプじゃなくきちんとしたお宅で大切に飼って頂くべきと、然るべき里親様に引き取って頂きました。20日間しか一緒にいなかったけど、一生忘れないよ。