徳島でよかった

高知、徳島、愛媛、静岡、大阪に住んだことがある私が、人生最後の落ち着き場所として選んだのは徳島県でした。実を言えば個人的な第一志望は母方の祖父母が戦争中に住んでいた宮崎県の秘境椎葉村、第二志望は5歳から7歳の頃住んでいた高知県佐川町だったのですが、シェフの古巣の大阪への交通の便を考えると踏み切れませんでした。

でも今思えば徳島で正解だったかな、と思います。時々徳島のいいところをご紹介していこうと思います。もっとも徳島には小3から中1までしか住んだことがなく、8年前に引越先と決めてから年に数回訪れ、今回晴れてケンミンとなってからまだ8ヶ月ほどなので、大した知識に基づいたものではなく、単なる独断ですが。

先ず今日ご紹介するのは医療事情です。

何と言っても想定外にありがたいのは徳島市にはとても信頼できる動物病院が多いということ。中には先生の健康が心配なほど、時間外でも深夜まで親身になって治療をして下さる先生もおられます。猫たちのことはこれで安心。

人間の病院に関しては、こう言っては何ですが、先ず驚くのは結構大きな病院でも「いつ行ってもとっても空いている!」こと。もっとも普段至って健康、シェフと私合わせて今まで行ったのは3ヶ所だけですが、いつも待ち時間ほぼゼロ!!これでやっていけるのかと心配なほど。もちろん予約制になっているのでしょうが、それでも普通待合ごった返しってことが多いのでは。地元の方の話では何でも徳島は病院がとても多いらしい。かつては四国で唯一だった国立の医学部があるためでしょうか。そして医師も看護師も薬剤師もそれはそれは親切丁寧でレベルも高い、と思います。いや、ホント、よそとは本当に違います。これからの年代、これは何より有り難く助かります。

実は昨日珍しく私が内科を受診。今月に入ってから突然胃が痛み出し、しまいにゃ背中まで痛くなったのです。朝起き上がるとすぐ痛みが起こり、ご飯食べても痛い。のべつ痛む訳ではないのですが、日に5、6回~、時々ズーンと重い痛みが10秒ほど続く。体を俯き加減にしてから元に戻す時なんかにも痛む。胃のあたりを押さえても痛む。ってことで「まさかガン?」と心配になり台風一過の昨日の朝、一番近い病院へ。

先生は見るからに経験豊富という印象、診察はとても丁寧で慎重。お腹を詳しく触診。結果、「胃酸を押さえる薬と胃を保護する薬で様子を見ましょう」ということで一先ず安心しました。

ピロリがいなくなってからたまに胸焼けを感じることがありましたが、結局ピロリがいない方がいいんだかどうだか。

その頂いた薬、飲むことを忘れるほど、先生に診て頂いただけで胃痛がほぼ消えてしまいました。神ってる?!

徳島市内には眉山を始め緑がいっぱい、川の多くは葦などの水草が茂る自然のままの岸で、川の真ん中で亀だかスッポンだかが日向ぼっこしている姿が見られます。野菜も魚も安くてびっくりするほど品数が豊富、地産地消率が高い、洋服も安くて結構趣味がいい。人は親切。交通マナーがいい。ホントに徳島に来て良かったです。

 

「徳島でよかった」への4件のフィードバック

  1. 良かったですね~^^
    自分たちのライフスタイルに合ってて 住みやすいというのは 最高にいいことですね^ー^

  2. ronmamaさん
    身の丈にあった居場所、初めて見つかった気がします。
    椎葉は永遠のあこがれで終わってしまうのかと思うと心残りですが。
    でも、いつか時間が出来たら1ヶ月だけでも住んでみたい~。

  3. 北海道で田舎の医療事情には悲観的になっていましたが
    こんな地域もあるのですね。
    胃も大事がなくてよかった、よかった。
    胃ってほんとに精神状態に左右されるらしいですよね。

  4. てんてん母さん
    徳島の医療人はホントに誰もが身内のように親切で、薬も注射もなくても会話するだけで病気治っちゃうと思うくらいですよ。
    胃の丈夫さには絶対自信があったのですが、これからは大事にしなければ、と思いました。

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