ご近所の昔ミカン畑だったところが今では美しい森に。この前サルの一群が現れ、脅しておかねばとご主人がこの中へ入って行かれました。今年は鹿もサルもタヌキもよく見かけるようになりました。冬にせっせと植えたハチスカザクラ、5本とも私の背丈くらいの高さ、りっぱに芽吹いて喜んでいたら、4本が鹿に囓られて半分ほどの高さになってしまいました><
一昨日の早朝だったか、家の前に立って朝の景色をクロリーと眺めていたらギャギャギャギャという声がして目の前を2匹の丸々太ったタヌキが矢のように走り過ぎて行きました。ケンカで追いかけっこになったようです。焦げ茶色の長毛の猫のようにも見えますが尻尾が丸いので見分けがつきます。クロリーも私も呆気にとられて見送りました。
その前には小さな黄色っぽいイタチ?がうちの前の道路を横切るのを見ました。最近ウサギは見かけません。ウグイスとフクロウはよく鳴くようになりました。
24日の大安の日にブナを直植えにしました。敷地のほぼ真ん中、枝垂れ桜の隣。生まれて初めて見るブナの葉は思ったより濃い色をして、チシャみたいにとても柔らかです。農協の直売所で売っていた可愛い花を周りに植えて、ユンボで踏みつぶされないように。
クスノキとカヤの木も近くに植えました。早く真夏に日陰を作って欲しいですが、カヤの木は生長が遅いらしい。何でまたカヤかと言うと道端で何度も車に轢かれて曲がっている幼木を救出したものです。早く大きくなって実が食べられるようにせっせと肥料をやろうと思います。
季節が1ヶ月位前倒しのような感じです。
ソメイヨシノもヤマザクラも立派に緑の木立となり、周りは目を見張るばかりの新緑のグラデーション。朝日に映える時、曇りの日、一刻一刻の美しさに毎日思わずカメラを向けてしまいます。
山の写真を撮っていると背後から何やら芳香が。探してみるとどうやらこの不思議な花。葡萄の房のような蕾が去年から気になっていたけど、今写真で見ると葉っぱはアケビ?wiki等では花に芳香があるとは書いてなかったけど更に調べると芳香があることが確認出来たので間違いないようです。去年うちに生った実は手が届かなくて採れなかったけどここなら全部収穫できます♪サルに先を越されないようにせねば。
この冬購入したブナの苗木、やっと本物の葉っぱが顔を出しました。着いた時から茶色い薄皮を被った芽が付いていてこれが葉っぱかとばかり思っていましたが、その後一向に変化がなく、遂にはポロッと取れて根元の綿毛のついた部分だけになったりして心配しましたが、いつの間に準備していたのかしっかり大きな新芽が1日にしてブアッと突然姿を現しました。ほんの2日ほど前にも触って見たけどこんな予兆は全然なかったのに。初めて見るブナの木、不思議なパワーを持っているんですね。
ヤマザクラの根元のトム。周りにはフキとワラビが生えています。ワラビのあく抜きを教わったし、厚揚げと一緒に炒めたりしたら意外にもシェフも黙ってパクパク。来年からは採ろうと思います。もっとも発がん物質があるというのは本当のようなのでシーズン中1、2回だけにしよう。
春の紅葉とララちゃん。今回もカメラ目線。
うちのソメイヨシノと枝垂れ桜とヤマザクラが満開の中、もう葉桜じゃないかと心配な瀬戸内の島の桜の名所へお花見に出かけていました。大学時代の友人の生まれ故郷、レモンの島と呼ばれる岩城島にある積善山というサクラの名所。
やっぱり五分は散ってしまっていましたが、山道に途切れなく植樹されたサクラは満開の時はさぞかしと思う素晴らしさで、愛媛一と言われるのも納得です。残念ながら写真は撮りませんでした。代わりにうちの春の写真を。
満開の枝垂れ桜。下にあるケージはマッチャンを日向ぼっこさせるためのものです。
満月と枝垂れ桜。んー、誰かの日本画にこんなのがありますね。
前回のホラーな姿より花らしくなったシャクナゲの蕾。
そして昨日朝日を浴びる満開のシャクナゲ。
ユキヤナギの下でモデル気分のララちゃん。
シャクナゲの木陰の恋人たち。
靴下フェチのチビトラの珍しく可愛い寝顔。
ベテラン気象予報士が「春に3日の晴れなし」と得々と言ってるのを聞いて、語呂悪過ぎ、「晴れ間」でしょと思ったら、シェフによると「日和」!日本語のゆかしさが変遷していく過程をまざまざと感じました。今年は3/22の雨を最後に私の記憶が正しければ4/6まで晴れ続きだった。もしかすると間で1度お湿り程度が降ったんだったかも知れませんが、桜の咲いている間こんなにお天気が続いたのは歴史始まって以来のことでは?
去年の今頃は引越後間もなくまだまだ息も絶え絶えみたいな状態でしたが、今年はやっと大地から立ちのぼる命の躍動を花々や新芽たちと共に全身全霊で感じることが出来ています。あとはゆっくり絵筆を取る時間が欲しいです。
猫イラストレーターmojuniの毎日がキャンプな日記と新作イラスト