小さな花

もう咲けないだろうと思った10番目の花が15日やっとの思いで開きました。何日も降り続いた雨が中休みで超久々に晴れ間が見えた日、細い未熟な花弁が日の光を浴びていました。前の晩、今更もう間に合わないだろうけどHB101を根元にふりかけておいたの、効いたのかどうか?

そしてこの夜はまた奇跡的に十三夜の月が晴れた夜空に美しく輝きました。今年の異常な長雨の梅雨の貴重なお日様とお月様を見上げることが出来た今年最後の花。

開花2日目。育ちきれなかったか細い花弁をいっぱいに開いた艶姿。弱々しいけれど今年最後のタイサンボクの香り。夜には14日の月も覗いてくれました。


3日目の昨日17日、また薄日が差し、そして夜には真珠のような十五夜の月。健気に咲いた最後の花は太陽と月からの大きな祝福を受けることが出来ました。

この前紹介したスイカベイビーの側に何と大きな兄弟が2個もあった!しかも日に日にグングン大きく育っています。実の下にイラクサの葉の座布団を敷きました。


またまた雨

昨日は出かける用事のあった日で午後から日が差して来たのはラッキーでしたが蒸し暑くて帰宅後グッタリ、晩ご飯の支度もやる気力なく寝てしまいました。まあ、カロリーは十分摂れているので一食抜いた位で人並みです。野菜を補う為に色々な色や形のミニトマトをテーブルに山盛りしてあります。それでも腎臓病のクリちゃんの点滴だけは頑張ってやりました。

病院処方のビタミン剤で元気百倍だった反動か、低気圧のせいか、この頃は最低限の仕事すら満足にこなせずグダグダ寝ている日が続いています。そろそろ頑張ってイラスト描かなきゃなんですが、何だか集中力がない。こんなことではあかん、と自分へのエールに農協直販所で10kgもあるんじゃないかというお化けスイカを買って、ふうふう言いながら解体して、ブロックに切ってビニール袋で冷凍、残りを冷蔵庫で冷やして連日腹いっぱい食べたら体温下がって却ってしんどくなっちゃった><

直販所で買ったスイカの苗を適当に植えていたのですが、最近メキメキ茎を伸ばして花もいっぱい付き、葉の下を覗いて見たらスイカベイビーも!丈夫で大きくなっておくれ。

あれだけたくさんいたオタマジャクシ、何故か1/3程に数が減って、大きさもさほど変化なし。足の生えてる個体は全然なし。雨で水が溢れて地面に落ちてしまったのかと探してみたけどそれらしいものは見当たらず。死んだ個体は食べられてしまったのか?まさか一夜にしてカエルになって水から出た?

もう一つ、オタマジャクシのミステリー。一輪車のほかにも広場に置いてある2つの石の丸いツクバイ、その一個の方にも数匹のオタマジャクシがいたのですが、最近見たらもう一個の方にも2、3匹いる!30cm程の距離を飛び越えて移動した??不思議、、、人間の知らないところで色々ミステリアスな出来事が起こっているんですね。

タイサンボクの花、雨の中次々と9輪が見事に咲いてくれましたが最期の10個目の蕾は小さいままで口のところが茶色くなって、このまま開くことなく消えてしまうかも知れません。樹高はもう2m位になり新しい枝や葉っぱがぐんぐん伸びています。花を覗き込めるのも来年までか?

とりとめもない事を書いて制作モードへ入るウォーミングアップです。

呼応

去年一輪だけ咲いた純白のアジサイ、アナベル。ポーの最後の詩アナベル・リーから名付けられたとか。

今年は咲かないので枯れてしまったのかと心配していたら、突然深い緑の茂みの中にまた純白の姿を現しました。しかも今年は3輪。10年前から知っているこの場所、昔はここにアジサイは咲いてなかったのに去年突如出現したアナベル、私が植えた訳でもないのに不思議です。

6/22にそう言えばガマの姿を見ないけど元気かなと書いたのですが、そのあと夜になって猫の世話に山へ行ったら!何とお出ましになりました。庭に置いてある猫の水入れの器の中にいい湯だなみたいに浸かって水浴びしていました。去年よりふた回り程も大きく立派になって。オスだかメスだか分かりませんが。色も黄色や赤っぽくなってゴージャス。

体表には毒液がある身で猫の水入れで行水していたのを見咎められたと思ったのか、水から出て相変わらずピョコタンピョコタンとユーモラスな足取りで茂みの方へ帰って行く姿を、ガラケーで撮りました。

後で全ての器の水を入れ替えて、ガマが帰って行った方向の猫達が行かないようなイラクサの茂みの下にガマの水浴び専用の容器を置いておきました。私が心配してるのが通じたとしか思えません。前にもそう言えば暫く会わないなと思ったら程なく姿を見せた事がありました。アナベルと言いガマと言い、何か通じ合うものがある不思議な森です。