懸案の

日が昇るとともにポカポカ陽気となった昨日、色々懸案の用事を片付けることが出来ました。この頃ズボラーらしからぬやる気が突然湧いてくるのです。

気が付けばもう春。冬の間に片付けねばと思っていたのは軒下の蜂の巣の除去。成虫は冬を越せず死に絶えるという情報が正しいのかどうか確かめてやろうと思って観察していましたが、もう何ヶ月も成虫が出入りするのを見かけないので空き家になっているのは確か。万一新しい女王蜂が私同様ズボラーで、居抜きで王国を築くと言うズルいことを考えたらエライ事、遂に意を決して竹の棒で叩き落としました。思いの外とても呆気なく一撃で外れて落下。まるでウエハースのように軽くて儚い凶暴生物の住処。

去年夏の夜にホースで放水して無理やり落とそうとして刺されたと言う騒動がありましたが、スズメバチじゃなくアシナガバチ、巣の真下の勝手口を出入りしても向こうから攻撃してくることはありませんでした。どうしても怖くて我慢出来ないと言う訳ではないので、今後も冬まで待つ戦法で行こうと思います。

ヒマラヤン保護

18日夜、雪が残る寒い裏庭に現れたヒマラヤンを、丁度チンし終わった私用の冷凍弁当のチキンで釣ってすんなり保護成功。今回はキャリーケースを用意しておいて、上蓋を開けて押し込むのと同時に蓋を閉めました。

実はその2日前、一度抱いてサンルームに放り込もうとして逃げられてしまった。ちょっと暴れたけど噛んだり引っ掻いたりもせず、裏庭からサンルームの戸まで20m程を何とか抱いて行けたのですが、足元をリリちゃんだかチュンチュンだかがチョロチョロするのをヒマラヤンが怖がって、サンルームのガラス戸を開け放り込んだら戸を閉める間もなく速攻で逃げられてしまい、翌日呼んでも姿を見せなかったので長期戦を覚悟したのですが。

大きな体格と抱いた骨格の感触でオスだなと思いましたがやはりそうでした。見事な毛並み。大人しい性格。大分高齢なのかも知れません。ホットカーペットの上に段ボール箱で寝床を作ってやると、大人しく眠りました。その晩は添い寝。朝起きたらちゃんとペットシーツにオシッコしていました。ちゃんと躾のできてる子、何で捨てたんだ!この大寒波の時期に!

検査に連れて行こうと夕方行ってみたらスロープを登って棚の上に寝ていて降りて来ない。検査は延期。

ヒマラヤンが来たー

昨夜丑三つ時に外に出てビックリ。裏手の温水器の上は暖かいのでうちの子達も時々寝ているので箱を置いて北風が当たらないよう更に快適にしてやっているのですが、そこから飛び降りてそそくさと藪の方へ逃げ去る後ろ姿は何とシャム猫柄の長毛。一昨日の夜にも私が行くと逃げて行くタヌキのようなお尻を見ました。色がどうもシャムっぽいのでお隣のシャム嬢かな、と思いました。やけにデカイけど。お隣のシャム猫、小さな子猫の時雨の夜に敷地内で鳴いていたそうで誰かが捨てて行ったらしい。もう大人になって一度出産、5匹の子供はみんな貰われていったそう。

でも昨夜ははっきり長毛が見えたので別人と分かりました。振り向いた顔はシャム猫顔。前にうちにいたモンちゃんという子(メス)そっくり。呼び止めると立ち止まってこっちを見るも近寄って来ない。カリカリとパウチを2m程離れた地面に置いて気長に呼ぶとそろりそろりと近づいて来て完食、おかわりも置いてやるとまた完食。なつくのは時間の問題でしょうが、いじめっ子に追い出されるかも知れない心配が。何とか出来るだけ早く保護してやりたい。道路で発見して餌やりに行くよりうちに来てくれる方が手間がかからず助かりますが、またまた負担増。この子以外に今月うちに出没し始めた野良猫が2匹いて、どちらも大きなオス。個室に監禁して手懐け中のロンロンもまだ抱けないので検査や手術に連れて行けない状態なのに、、、。

猫以外にもやらないといけない仕事は山積み。何年もほったらかしにしていた裏庭がちょうど今冬枯れなので一念発起、新調した鎌一丁を手にアジサイやレンギョウの邪魔な枝をバッサバッサと切り落としました。台風で倒れて秋から冬の間庭の大部分を占領して咲いた皇帝ダリアの茎もやっと枯れて朽ちたので引き抜いて片付けました。すると何だか不思議、心を入れ替えたズボラーを天が助けてくれたのか、何だか自分で刈った以上に空間が広がっている感じ。気が付いたらこれまでアジサイが茂って近づけなかった小夏の木まで歩いて行けるようになっていました。まだ青い実がいっぱいぶら下がっている。今年は採って食べられそうです。前の住人の方が放置した植木鉢も5、6コ回収、鉢を買いに行かなくても苗木を植えられます。思いの外少ない労力でいっぱいいいことがありました。出来る範囲で頑張ろう。

ヒマラヤン嬢、今夜もまたやって来ました。昼間何度も呼びかけておいたら、暗くなってから鳴きながらやって来ました。台の上にカリカリと水を用意してあったけど、パウチとチーズと牛乳を取りに帰ってまた行ってみたら、先ず水を一生懸命飲んでいました。やはり野良生活では水に不自由してるんだ。藪の方にも水を置いといてやらなければ、と思いつつ、パウチなどを持って近づくと逃げてしまった。暫く待っていたけど帰って来ないのでその場を離れるしかありませんでした。早く抱けるようになって欲しい。ヒマラヤンとして申し分ない綺麗な子です。

春の足音

2/5、近くの梅林に白い花がチラホラ。何故か匂いがしないのでなかなか気付きません。

冬から春への季節の変わり目は夏から秋よりずっと体にキツく感じます。なので一服期間をズルズル延長していたのですが、そうも言っておれない。毎日ひとつでも何か前進しなければ、、、。と言うわけで去年届いたままで放置していたナツメと紅玉の苗木をやや大きい鉢に植え替えました。あとまだ実山椒も植えなきゃ。山椒は大好きで愛媛から持って来たり、こちらへ来てからホームセンターで買ったり、何本も植えましたが何故か全部1、2年で枯れちゃう。調べてみたら、まだ苗木の時になけなしの葉っぱを取って食べると枯れてしまうらしい。ひどいことをしていました。去年葉を取らずにおいた葉山椒の苗木が今年芽吹くかどうか、見守っています。

あと1ヶ月程で咲き始めるシャクナゲの蕾が日に何度も側を通る抜けるたびに肩を叩いて励ましてくれています。