クロリー入定

クロリーが推定10年の生涯を今朝未明終えました。徳島市の干潮が2時頃だったのでその頃だと思います。私は添い寝をしていて、その瞬間は眠っていました。4:44目が覚めてクロリーのお腹に手を当ててみると微かにゴロゴロ言ってる様な気がしたのですが。

8月中頃からチュンチュンと時を同じくしてクロリーの様子もおかしかったのですが、チュンチュンの死後暫くして右目が焦点が合わなくなっているのに気付き受診。もしかしたら腫瘍かも知れないが、感染かもとのことで抗生物質の飲み薬や注射、インターフェロンの注射で見守って来ました。一時良くなって来かけたのですが、次に手足の麻痺が起こり、腫瘍であることに違いない、、、。県外へCT撮りに行ったとして、診断がついても猫の脳外科なんかない、、、。

10月末から一切の食事を受け付けなくなり、チュンチュンと違って栄養摂っても腫瘍を太らせることになり、最悪痛みが出て来ては大変と思い、無理な給餌はやめ絶食10日を過ぎて命尽きました。入定などと言ったのは、クロリーは死ぬんじゃなく即身仏になるんだと思うことにしてこの辛い期間を過ごして来たからです。やはりチュンチュンと同じく最後までトイレに歩いて行きました。

6日の日、トイレの後だろうと思いますが、窓際に座っていたので、暫く表に寝かせて日光浴をさせてやりました。最後の穏やかな時間を過ごすことができました。

ご飯は食べなくても水だけは、と点滴は続けていました。最後の点滴と思って7日11時頃110cc程入れたのですが、これはするべきではなかった、せめて半分位にしておくべきだったと後悔しています。もう体が水分を要求していないのに、、、。それから1時間程後、クロリーが荒い息をしていて気が動転。痛み、苦しみを避けることが何より大事なのに、不必要な点滴をして肺水腫を起こしたのか。手足や背中のツボを押してみましたが、この上は安楽死を、と動物病院へ電話、連れて行く準備をして戻ってみると呼吸は大分落ち着いていたのでそのまま看取ることに。その後幸いこの時の様な激しい呼吸はなく、夜にはほぼ穏やかでしたが良かれと思ってしたことで最も避けたかった苦しみを与えてしまった。

クロリーが最初に来たのは2012年5月末、6月2日に捕まえて一晩泊めて翌日血液検査、その時お乳が張っているので仔猫がいると分かり一旦帰らせました。6月4日に子供のカラをカラスの襲撃から救い、クロリーが子供を取り返しに来たので「あんたが他の子も連れてここへおいで」と説得、結局カラの妹ニコちゃん(初代)を連れてうちの子になりました。ニコちゃんは引越しのための猫屋敷の取り壊し工事の騒音が怖くて家出、行方不明に。カラはクロリーより先、去年の5/3に腎不全で亡くなりました。

チュンチュンが死んだ秋分の日満開だったキンモクセイの大木が10/31からまた花をつけ始め、今また満開になりました。キンモクセイ、大好きだけど、これからは悲しい花になります。

「クロリー入定」への2件のフィードバック

  1. ronmamaさん
    チュンチュンもクロリーもこんなに急に相次いで逝ってしまうなんて思っても見なかったことです。我が家では人間同様、猫たちも高齢化が進んでいますから、、、でも事故や行方不明じゃなく最期まで見届けられたのはありがたいと思っています。

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