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アナベルの香り
誰が植えたか、猫のいる山の方、エノキの大木の横にひっそりとアナベルが咲いています。アジサイはそれ程好きではないのですが、純白で控えめなアナベルは好き。それに何と言ってもその名前に惹かれます。中学校の英語の教科書に載ってたのか、別のところで見たのか、ポーの詩。辞書を引き引き読んだその内容と言葉の響きが心に残っています。
実はアジサイはてっきり草だとばかり思っていました。だって雑草並みに至る所にどんどん増えてあっという間に大きくなるし。何と木本だったんですね。
アナベルの木の周りに引越しの時持って来た大きな石がゴロゴロ置いてあるので、毎年弱々しく咲いています。今年もなかなか白い顔が見えなかったので遂に枯れちゃったかと心配だったのですが、ふと気付くと緑色をして現れました。そこで周りのイタドリ等の雑草を切り払ってやるとその後純白の花が次々と現れ、今全部で5つ。
今年初めてアナベルに仄かな香りがあることに気付いたのです。テレビでもどこかのアナベルがいっぱい咲いている公園で「甘い香りが漂っている」と言うレポートがありました。更にミステリアスなのは、うちのアナベル、常に香りがあるわけでなく、1、2、3、4、5とある花の内、3と4が匂っていると思えば数日で全く匂わなくなり、今度は1と2が匂う、と言う感じ。匂うと言ってもテレビで言ってたように周囲に香りが漂うなどと言うものではなく、花の中に鼻を埋めてシツコクシツコクくんくんしないと分からない、それもうっかりすると感じない程の微かな微かな香りです。芳しいと言う程のものでもなく、野菜と果物の中間のような青臭さのある、でも爽やかな、、、。今No.5の花だけが匂っています。他の4つは緑色になりつつあり、5だけが純白。香るのは純白の時だけかな。
スモモもヤマモモもモモの外
3日ほど前、裏庭を歩いていてふと足元を見たら、何と、赤黒く熟れたスモモが一個落ちていました。見上げると、おお、いつの間に!今年2年ぶりにいっぱい実をつけてたスモモ、もう食べ頃に色付いた実がたわわに。
今年は引越して来て5回目の夏、初年度と次の年はアジサイやナンテンの葉をかき分け足場の悪い斜面に踏み入って木の真下に落ちている実を毎朝ザルいっぱい拾って私一人で食べました。シェフが全然食べないから。その次の夏は忙しかったのか、茂みをかき分けていくのが気持ち悪かったのか、はたまた一人で甘い果物を爆食いすることをためらったのか、落ちるに任せて一個も拾わなかった。そしたら去年、何と一個も赤い実が見られなかったような。機嫌を損ねてしまったようで、一生懸命謝りました。そして折に触れ目をやったり枝を撫でたり気を遣っていたのですが、今年は何と何と、行きにくい法面に伸びていた大きな枝が枯れて、代わりに梯子が使える庭の中へと向かって太い枝が伸びてる@@ そんな枝、一年で急に伸びるはずもなく、今まで全く注意を払ってなかったから気付かなかったのでしょうが、しかし何だか不思議。まるで私の気持ちを汲んでくれたかの様です。
それから昨日ご近所の方からヤマモモを頂きました。いつものテーブルに置いてチャッピーとの2ショット。あ、来年のカレンダー、これで行けそう、、、。
ヤマモモを知らないと言う方も意外と多いかも知れませんが(シェフがそう) 、何を隠そう、私のソウルフルーツ、高知県の県の花。徳島県では県の木だそうで、沢山栽培されています。そのご近所さんのお宅には大木があるんだとか。思わず私もネットで苗木を買いたくなりました。
写真の中の黄色いのは杏じゃなくて元は青梅だったもの。シロップにしようと思ったけどグズグズしてるうちに赤くなっちゃった。なので毎日数個そのまま摘んで食べています。お菓子で太るのは恥だが果物なら、マ、許せる?
一服中
去年10月頃からやっとカレンダー制作に本腰入れて以来、師走の怒涛の発送作業、これまでの経験で一番やってはいけない真冬の肉体労働とストレスを今回また繰り返してしまいました。おまけに時を同じくして降ってわいたシェフの胆石騒動まで。何とか全部のミッションをクリアしたのですが、やっぱり疲れた気がするので小正月頃から意識的に休憩していました。時節柄、感染したんじゃないかと心配して下さる方がおられては大変とちょこっと更新。
7日に始まった積雪はその後2、3回降って、うちの前の坂道は一週間ほどアイスバーン状態でした。動物病院に行く用事があって、年末急遽スタッドレスに履き替えた車で出かけることが出来て良かった。思えばシェフの入院もコロナの猛威で医療危機が現実味を帯びる直前でラッキーでした。
休憩期間中に心掛けているのは、ストレスになることをキッパリ止めることと体力低下(いや老化?)を防ぐための体操。食事のおかずは冷凍弁当をチンにして、その時間待ちの間に足の筋肉と体幹鍛錬の体操をすることです。元々足腰の筋肉には自信あったんですが、去年の特定健診会場にあった体重計によれば「脚点」と言う点数がギリギリ及第のレベルまで落ちてたのがショック。タニタによると「脚点(脚部筋肉量点数)は、体重に占める脚の筋肉量の割合が理想とされる値と比較し、今の割合がどの程度なのか点数で表示するもの」だそうです。猫犬の世話で結構な運動しているつもりでしたが、意識的に「体操」することが必要なんだ。健康寿命を伸ばすのって並大抵ではないのですね。
自粛生活で都会の狭い部屋で暮らしていると若い人でも筋力低下が心配。筋肉はすぐ落ちるけど鍛錬すれば3日で回復する、と言うのが私の経験上信じてることです。毎年カレンダー描き続けるために体力つけないと。
ひたすらカレンダー配り
カレンダーやっとの思いで完成した後はこれをうちに置いといても何のこっちゃ、ですからせっせと配って回らな来ては。と言うわけで連日連夜作業に追われて大掃除もへったくれもありません。(一生使えるうまい口実が(^O^)/)
こちらはもう一つのカレンダー、私も申し込んで楽しみに待っています。
今年はリンゴをいっぱい送って頂いて焼きリンゴにしたりして美味しく頂きました。この子はチャッピー、今年4/30、カラが亡くなる3日前、リリちゃんがどっかからか連れてきた子です。初めて見るスコちゃんミックスの子。最初は変な顔としか思えなかったけど、今ではシェフも目に入れても痛くない存在。逃げ足が超速い。絶対ケンカはしない。怖い時、嫌な時は「キャヤヤヤー」と甲高く鳴いてみんなを嚇かします。もちろん一番ビビっているのは本人。
チュルオのリハビリ
久々に日差しの強かった昨日、チュルオを半月ぶりに外へ出してやりました。
トッピーやチビトラのいる広い猫部屋やその前のデッキでまずまずおくつろぎ。子供の頃は時々ニコちゃんと一緒にこちらに来て遊んでいたのでみんなとは顔見知り、メンバーの中にチュルオにケンカを売る子はおらずホッとしました。ただ一人、前は私が一番大事にしている箱入り息子ということでチュルオに遠慮していたタンタンが何故かチュルオを攻撃する気満々。またもやチュルオが家出しては大変と時折名前を呼んで所在を確かめようとしたのですがどこにも見当たらず。返事もなし。ええー、折角1000回も名前を呼んでやっと呼び戻したチュルオがまたもや脱走?もうあんな悲壮な思いでチュルオの名を呼ぶ日々は二度とごめんだー。
首輪で繋いでおくべきだった、と後悔していたところ、夕方日がかげった頃呼んでいると、デッキの物陰から無言で現われました。すかさず抱いて部屋までお連れしました。
野良猫4匹の部屋の布団とホットカーペットを日に干し、元に戻す時カーペットもカバーも養生テープで床に貼り付け、猫達が大暴れしてもズレてコントローラーの上が覆われないように、水の容器の側まで滑って行かないように固定。何やかんやで一日中猫の世話で暮れてしまいました。
MACデビューする?
この頃ネットもイラスト描きもメールも専らiPadでやっているのですが、先日久々にDELLを使ったら、ディスプレイの解像度の低さにビックリ。6年程前のwindows 7マシン。
そろそろ買換えの時期なのですが、30年程も!お世話になって一台もクラッシュしたり不具合のなかったDELLにするか、それともこの際長年の憧れだったMACにするか、悩んでいます。
もう前のように仕事の文書作成の必要はないのでofficeは要らないけど、大枚はたいたグラフィックソフトとペンタブが使えなくなる、だけならまだしも、前の1000匹猫イラストが読み込めなくなるのはちょっと困ります。まあwindows PCも残しておくけど。まあ大して価値のある作品もないっちゃないけど。
iPhone、iPad持ってるならPCもMACにする方が正解なのかな、、、
そんな私の悩みをよそに陽春の日差しの中で寛ぐトッピーとチビトラ。
早春賦
立春も過ぎ、寒かったり暑かったり!?の日が続いています。昨日の早朝、猫小屋の周りで久しぶりにウグイスの声を聞きました。綺麗なホーホケキョではなく、ホケキョ、ウィグチュグ、何回鳴いても最後にウィグチュグと同じおまけがついてる変わった子、これもまだまだ練習中なのでしょう。
うちの前の梅林は今満開。名前は知らないけど「何とか桜」だろうと思われる花もほぼ満開。雨に濡れた地面は黒々。ユキヤナギの白い小さな花はチラホラ。ツクシ、フキノトウを探さねば。コバエも何匹か目につくようになりました><
去年の12月から咲いていた2輪のシャクナゲはまだ紅いまま、ツツジも2輪程去年から咲いてます。小さな紅いバラもやっぱり2輪。雪の殆ど降らなかった今年の冬はこんな異変が。
20日程経った腰から足の痛みはやっとかなり薄らぎ、外出してもまあ普通の姿勢で歩けるようになりました。が、何かの拍子にぶり返したり、一日が終わる頃には痛重くなったり、熟睡出来ても明け方になると痛くて目が覚める毎日、そこで起きればいいのでしょうが意地でもグダグダ寝続けるので何事も捗らず。何度教えても馬鹿力で引っ張る犬たちの散歩(100m程移動させて山に繋ぎに行くだけ)も3日に一度位に減らして完治させることに努めています。本当にほんの一瞬ピキっていっただけなのに、こんなに長引くとは、とほほ。何のスポーツもやってないけど足腰は相撲取り並みというのが唯一の取り柄だったんだから、絶対治す!こういう状態で跳躍運動はもう一か月以上お休みですが、治り次第また頑張ります。
復調
一月も半ばとなり体調は完全に元に戻りました。が、何だか疲れ易い上にやる気が出ない。絶対欠かせない猫の世話以外はダラダラして過ごしています。?と言うことは前と同じ?本当は部屋の片付けとかする計画だったんですが。まあ、やらなかったからと言って誰に迷惑かける訳でもなく、自分が不便をかこっていれば済むこと、気にしてるのは自分だけさー。(周りの人は呆れてる)
朝日の当たる裏手の林へ行くといつもどこからかチュルオがやって来ます。
ヤマザクラの幹に登って朝日を見つめるチュルオ。
こんな不思議な形の物が。キノコのショウロ?じゃない。それに左上が裏返した物ですが、土に接してない。じゃ、何かのタネ?
丸い部分はフワフワ、割いて見たら中身はまるでココアパウダー。
調べて見たら、やはりツチグリと言うキノコ。土から離れているのは時間が経ったからでしょうか。若いものは食べられるとか。今年の発見第一号でした。
今年は無理せずボチボチ行きます。
魅惑の夜
満天の星、天の川、地上の星、ドロップ月...19日の夜は生きてる喜びを嚙みしめる夜でした。
頂上には天文台もあるので晴れた夏の夜は本当に満天の星です。流星群などのある夜は何台も車が家の前を通って頂上へ登って行きます。
天の川は何十年も、もしかして半世紀ほども見てなかったような気がするのですが、ちゃんと今でもあるんですね。
地上の星というのはホタル。標高230mほどで近くに水も流れていないうちの前を、真夜中1時2時頃チカチカチカチカ光るヒメボタルが飛びます。5月末から時々1匹だけ飛んでいるのを見かけることがありましたが、数日前から3匹ほどに増え、今夜は10匹以上、草むらや木の枝で光っていて、更に何と早い時間帯にはヘイケボタルが1匹、悠然と光って飛んでいました。ヒメボタルとは違うゆっくりした光りかたと、大きさからヘイケボタルと思います。
ドロップ月とは1時過ぎに昇って来たオレンジ色の24日の月。まるっきりオレンジ味のドロップでした。
こんな森羅万象のことなんか書いてる暇はないのですが、あまりにも素晴らしいことが立て続けに起こった夜なのでメモメモ。都会に住む皆様にも見せてあげたい~。
それからうちの敷地内にネムノキが6本自生しているのを発見。子供の頃ネムノキってどんなん?と思っていたのですが北京で住んでいたホテルの部屋の真ん前に大木があり、開花期も結構長く、その美しく不思議な姿を堪能しました。その後最近では愛媛から高知へ車で下道を通って行く時に道路沿いの山にいっぱいネムの大木を見ました。
ネムノキはマメ科だそうでサヤエンドウのような?種が出来、それを鳥が食べて?風に乗って?増えていくのかな。
一本はアトリエ入り口に生えていて、将来ランドマークになってくれそうです。
落葉樹とのことで今建築中の家のすぐ側に一本生えていたのに気付かず、地盤に砕石を敷いた時ユンボでこれまたセンダン同様木っ端微塵にされていたものが、何と最近やっと葉がついて来たのでそれと分かったのです。あまりにも建物に接近しているのですが、移植が難しいというし、何とかそのまま育ててやりたいです。
そうそう、先日突風が吹いて一番背の高いネムノキの枝が折れ、葉っぱが枯れていたのを取り除く時、いい匂いがしたので湯飲みに入れてお湯を注いで飲んでみたら結構おいしかったです。何かいい成分があればいいけど。薬用植物だそうですが、用いるのは樹皮だとか。薬効はなくても葉っぱを飲んでも害はなさそう。