新緑

ソメイヨシノはもうすぐ葉桜ですが枝垂れ桜はまだまだ散りません。季節はもう新緑の候へ。小屋の後ろの高い木はクヌギ、手前はクスノキ。

気持ちいい春の光に恥ずかしくないように、いい加減ズボラーを脱却しなくてはと、山積みしていた猫缶をリサイクルに出す準備をしたり猫の布団を日に干したり、歩数計の目標値連日クリアのためにトランポリンに乗って跳ねたり、我ながら頑張ってます。が、去年の春、頑張り過ぎたあと一ヶ月以上も猛烈な疲労感に取り憑かれて無気力な日を送るハメになったことを思い出し、無理はしないことにしています。

買って来た鉢のままで一年近く吹きっさらしで放置していたイチジクの、枯れたんじゃないかと心配な程縮こまった芽が地植えした途端に小さな新芽を開き始めました。白神山地で種から生えたというブナの小さな苗木もいつの間にか芽吹いていました。太陽と大地と雨だけで生きられる植物の方が高等生物なのでは。

平和な春が、、、

いつまで続くのか不安になって来るなんて、この年になるまで思ってもみなかった。コロナだけで騒いでいた頃はまだよかったと思うなんて。

ソメイヨシノ、ホンシャクナゲ、西洋シャクナゲ
ヤマザクラ

寒の戻りが長かったおかげで3/27から昨日4/5まで10日も続いたソメイヨシノの満開でしたが、今日からハラハラハラハラと散り始めました。かなり遅れて開花したヤマザクラも昨日から散り始め、枝垂れ桜だけがまだまだ非の打ち所のない満開状態です。

ニコちゃん(手前)とチュルオ

花は綺麗だけど庭は雑草ボウボウな上、色々目障りな物が散乱してます。

去年買ったイチジクの苗木を昨日やっとこさ地植えしました。あとヤマモモ、紅玉 も植えてやらなきゃ。

ソメイヨシノ満開

今年は珍しく関東地方と同時に満開になった我が家のソメイヨシノ。

ソメイヨシノは24日、枝垂れ桜とシャガは27日に開花、ヤマザクラは昨日あたりからチラホラ白い花が見え始めました。

25日夕方から26日にかけてまるで台風並み、いやそれ以上の暴風雨、雨は大したことなかったけど風が@@ ゴウゴウと戦車かと思う程の轟音がして、すわ、地震かっと身構えた程床が揺れた!それが一晩中、そして次の日もです。今まで飛んだことのない物が倒れたり、台風以上のスゴさでした。それでもまだ若さいっぱいの桜の蕾はほぼ無傷。

地面に落ちた蕾を部屋に飾ったら元気に開きました。色の濃いのは枝垂れ桜です。

今年も写せた春の紅白屏風絵。窓ガラスの汚れが紗のような効果を添えてます^_^;

3/11頃に今年初めてのウグイスの声を聞きました。まだ練習中でホーホケチョビッと言う鳴き声。今日も間近な木立で大きな声で下手っぴに鳴くので、そのまま真似をしてからかってやりました。ホーホホホ、ホケチョビッ、ケッチョケッチョケッチョケッチョ、どっちもムキになって。からかわれてたのは私の方かも?

キツツキが近くの木をコツコツコツと叩いているのも見ました。動画撮ろうとカメラを向けたけど遠過ぎ、暗過ぎで断念。

フクロウの声も時折聞こえます。

2022春

写真はモンタージュです。指でやったので結構雑な。周りに一遍に咲き始めた春の花たち。今年のユキヤナギは遅かったのと反対にシャクナゲはスッゴク気が早い。ソメイヨシノは今日日が照ったら一斉に開花か?出演猫はチュルオです。

今年は色々大きな事件?が相次いで心身共にくたびれてます。出費も嵩んでトホホなのに、やたら健康マシーンばっかり買い込んでる自分。タダで出来るウォーキングは時間もないしやりたくもない、やりたくてたまらないし効果絶大なのはわかってる水泳はプールまで遠すぎてダメ。で、テレビショッピングで見た簡易トランポリン(8,000円位だったか)を買って家の前に置いて(中は場所がない)、通りすがりのちょっとの時間に乗ってます。結構いい感じです。自力だけではシンドイところを弾んで助けてくれるのが楽しくてありがたいです。続かなくなったら座椅子代わりにも使えそうだし、猫にも丁度いいサイズ^_^

エアロライフジャンピングステッパーという商品です。Amazonでも売ってた。

3月のシャクナゲ

昨日の例のシャクナゲの姿です。次々と開花しもう立派なシャクナゲ。

暖かくなって猫たちも楽しそうです。

この頃ふっくらしてきたニコちゃん。新入りのリリちゃんとの勢力争いの結果、野良歴の長さで勝るリリちゃんに破れたのか極寒の屋外で暮らすようになり、可哀想なので恋人チュルオ兄ちゃんと一緒に特別室に夜間隔離しています。2匹ともFIV陽性なので心配無用。

この木は愛媛から持って来たモチノキ(?)。木の下にはチュルオ兄ちゃんが近付いて来た。

期待通り始まったポカポカ殴り合い。仲良しなのでお遊びです。チュルオがお山の大将を諦めて飛び降りました。

暑い!

まだ3月半ば、ついこの前まで戻り寒波が居座っていたのに突然夏は来ぬ、です。ウルトラライトダウンから全身エアリズムに。それでも頭の地肌を舐めると(いや、触った指を、です)塩辛いので水をかぶりたくなる。例年だと5月中旬にこうなるのですが2ヶ月も季節が進んでる感じです。

去年末に蕾が開いて、その後の寒波で凍りついてしまったシャクナゲの蕾が生きていました。

雪が降る晩にはビニール袋を被せてやったりしていたのですが、開いていた花弁は萎れてしまって蕾全体も黒ずんで来ていたのですが、生き返ったんだ。通りすがりに頬擦りをすると思いがけず一瞬いい香りがしました。艶やかな紅色のシャクナゲには全然香りがなく、天は二物を与えずだなと思っていたのに。確認のためもう一度嗅いでみると、不思議、もう香りは感じられませんでした。

火災騒動の続き

2月下旬のある日、隣の市のホテルに泊まっていて、日付が変わったばかりの深夜、私は寝ようとして阪神大震災の教訓を守りホテルの寝巻じゃなく外へ出られる服装に着替えようとしていたその時、突然ピュイ、ピュイ、ピュイとけたたましい警報音。続いて「火事です。火事です。5階で火災警報器が作動しました。係員が確認に向かっています。次の放送をお待ち下さい。」と言うアナウンス。そのあとまた鳴り続ける警報音。ピュイピュイピュイ。ここは2階。

こんなこと一生に一度あるかないか、しかもあった時にはかなりの確率で一巻の終わりではないか@@ 阪神大震災の時よりヤバイ;

内心かなりパニクりそうになりながら、それでも我ながら手際よく服装を整え、貴重品(現金、免許証、iPhone、iPad)をキャリーケースに詰めている間にもピュイピュイと警報音は鳴り続け、数分後「次の放送」と言うのが聞こえた。何とそれが!「火事です!火事です!5階で火災が発生しました!落ち着いて避難して下さい!」ウヘー、「火災発生」と断定した。間違いなく火事だ!!

いざ部屋の外へ出てみると、廊下に炎や煙はなく少し安堵。非常階段には数珠繋ぎになって、しかし整然と避難するお客の姿。エレベーターは動いていて中にはバスローブに裸足の若い男性が一人、その人曰く、「火事じゃないんです。湯沸かしポットをつけたまま寝ていたら、、、」

ハハァ、安モンの中国製湯沸かしポットがお湯が沸いても沸騰が止まらず空焚きしたのか。私も前に別のホテルだったけど同じような経験が。蓋がキチンと閉まってなくて(私のせいじゃなくポットがボロいから) 電源が切れず水が一滴も無くなっていた。幸いスイッチはオフになってて、内部が焦げたりもしてなかったですが。

それでも一応避難はしなくては、と無事屋外の駐車場まで脱出。みんなホテルを見上げてる。煙も火の手も見えないけど、本当に燃えてたら車にも火の粉が降って来るから移動しなきゃ。車に乗ってエンジンかけて、、、そのまま待っててもロクなことないので家に帰りました。他の泊まり客は殆ど県外の人、気の毒に薄着でそのあと30分程も寒空の下で待っていたようです。

明くる朝ホテルに電話したところ、お客が湯沸かしポットを加湿器代わりに使っていて、湯気に警報器が反応したと言うのが真相だとのこと。その日泊まってないことを告げ(ホテル側がそのことを知らなかった、と言うことは宿泊客の安否を確認してない!)、前払いの宿泊料は返金してもらいました。

しかし思うに「係員が確認に向かっています」と言ったけど、それが本当だったら次の「火災が発生しました」と言う放送はなかったはず、つまりそのホテルにはもしかして夜間宿直のスタッフが常駐してない??そう言えば避難誘導もなかった!空恐ろしいことです。

ホテルは最近オープンしたチェーンホテル、とても良い雰囲気でスタッフも親切で礼儀正しい、無料の朝食も充実していて数年前から各地で利用していました。しかし今回宿泊する直前、近くの中華料理店で食事した時、ふと壁に貼られていたそのホテルの求人広告を見たのですが、それが何と「夜間スタッフ募集」と言う内容でした。夜間大勢の宿泊客の命を預かる人員が俄か募集のアルバイト?!そのホテルに限らず、いや他の業界でもこう言う状況が普通になっているんでしょうか、、、基本がデタラメな国。原発事故もまた然りだった。

大事件連発

世界も我が家もです。

突然現実となった戦争の悪夢、、、コロナ禍で全世界に積り積もった不安がガン細胞のように恐ろしい形を取って噴出したのでしょうか。言いたいことは山ほどあるけど私なんかがいくら叫んでも何も変わらない。「サトウキビ畑」の「鉄の雨に打たれ、父は死んでいった」とか「千と千尋」の「繰り返す過ちのその度、人はただ青い空の青さを知る」と言う歌詞が我が身のことになるかも知れない。親の世代は青春真っ只中の年代を戦争の中で過ごしましたが、歴史上古今東西稀に見る、と言うより歴史始まって以来かも知れない70年もの平和な時代を生きて来られた私達世代も、今になってやっぱり戦火に巻き込まれるのか。

ロシアの侵攻が始まったその日の夜、私事ですが生まれて初めての一大事に遭遇しました。あわや真夜中のホテル火災に見舞われたかっと言う大パニック。タワーリングインフェルノと言うほどの高層ホテルではなかったのですが冗談じゃないよ、、、

今色々忙しいので続きはまた今度。

今回の教訓:ホテルを選ぶ時はまず値段、と言う人ですが、これからは避難設備、熟練スタッフの常駐の有無をチェックすることにします。それが不明な場合はもう旅行、外泊はしない!安くて便利でオシャレなホテルが増えていますが、ホテルは命を預け預かる場所と言う基本を客もホテルも忘れているのではないか、と痛感。

モーレツ寒波

16、17の2日間、今季一番の寒波襲来。最低気温が−3℃まで下がった様です。16日夜8時過ぎ、隣の市から帰宅すべく車に乗りこんだその時冷たい強風と共に雪が降り始め、家に着くまでの40分程の間フロントガラスに真正面から吹き付ける雪はどんどんひどくなる一方。家に着いて見ると当然そこはもっと前から降っていたはず、10cm超の積雪、白銀の世界でした。

猫小屋の雪の積もった階段を降りる時、またもや滑り転けたけど今回も無傷で済みました。次の日の晩は準備しておいた雪靴に簡易アイゼンを装着、完全武装。雪靴だけではアイスバーンのところで滑ったので直ぐに引き返してアイゼンを着けたのです。お蔭でしっかり歩くことが出来ました。それはいいんですが、後で気がついたら通路には水撒きのホースとか電気のコードとかが這ってることをすっかり忘れてた( ̄O ̄;) 穴があいたりキズがついてたりしてないか、点検しなければ。うっかり猫を踏まない様に、とだけは気をつけていたのですが。やっぱり登山用品、自宅の庭で使うのは如何なものか?でも、ここ山だから。簡易アイゼン、着ける時は力が要って少し手間取りましたが、外す時は簡単でした。

今回の雪でもう一つ認識させられた、と言うよりさせて頂いたのは、雪道とアイスバーンの恐ろしさです。まだ徳島市内、標高も高くないところに30m程真っ白になってる道があり、警察車両や作業車が何台も来て交通整理してる場所がありました。何か事故でもあったのかも。そこは普段から湧水で濡れている場所、それが雪を解かすどころかカチンコチンに凍って恐ろしいアイスバーンを形成しちゃった様です。でも平坦な道だったのでスタッドレスで難なく通れました。

ところが!もうすぐ帰り着くと言うところでまさかの立ち往生。傾斜角度は分かりませんがかなりなものでしょう。対向車線に軽トラが停まっていたのでシェフが「停まり」と言った。(後で思えばこれがマズかったか)次にアクセル踏んだら、えっ、タイヤ空回り@@;; スタッドレス、どうした!?表示パネルには初めて見る赤い「ABS」と言う文字が激しく点滅し、ますます緊張。ははー、教習所で習った、、、何だっけと言う程度の知識。何年も前、同じ車で夏用タイヤだった時にも同じ様な事態になりかけ、その時は遮二無二アクセル踏み込んで脱出出来たので、今回もそうしようとしましたが空回りするばかり。雪のない場所までバックしてから再挑戦(バックの時スリップしそうになる@@;)、を何度かやってもだめ。愛車よ、スタッドレスよ、全幅の信頼を寄せていたのに。

その一部始終をじっと見ていた対向車の軽トラのお爺さんがやっと発進し、日当たりのいい方の車線が空いた。あっちを通れ、とシェフ。バックしてから反対車線へ。無事通過出来ました。徒歩でも車でも雪道は恐ろしい。出かけるのは中止出来ても帰宅を諦めるのは難しい。でも万一現場で夜を明かさなくてはならなくなっても大丈夫な防寒具は積んでます。

16日は折りしも満月、夜10時半頃ですが月明かりと露出調整で綺麗に撮れました。

猫イラストレーターmojuniの毎日がキャンプな日記と新作イラスト